..
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
魏志倭人伝の海上王都 原の辻遺跡
発行:新泉社
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ8mm
重さ 214g
96ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2025年3月25日
- 書店発売日
- 2025年3月24日
- 登録日
- 2025年2月26日
- 最終更新日
- 2025年4月9日
紹介
玄界灘に浮かぶ壱岐島には、邪馬台国の時代に渡来人と倭人が往来する海上の王国「一支国」があった。その中心となる原の辻遺跡で発見された巨大な環濠集落や国内最古の船着き場、さらには島内の拠点集落遺跡の発掘成果から見えてくる、交易大国の姿とは。
目次
第1章 「魏志」倭人伝の島
1 海上の王都、原の辻
2 壱岐島の環境
3 「魏志」倭人伝に記された壱岐島
4 壱岐島のあけぼの
第2章 原の辻遺跡を掘る
1 原の辻遺跡の発見と調査の歴史
2 発掘でみえてきた遺跡の様相
3 「南北市糴」を物語る交易品
4 集落の時期的変遷
第3章 一支国を構成する弥生集落
1 車出遺跡群――独自の文化を築く集団
2 カラカミ遺跡――もう一つの交易拠点
第4章 「南北市糴」の交易網
1 東アジア情勢で変化した交易網
2 一支国をめぐる各国の交易戦略
3 楽浪交易の終焉と一支国
第5章 これからの一支国
1 一支国研究の今後
2 さいごに
上記内容は本書刊行時のものです。