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出版者情報
柳田國男と考古学
KUNIO YANAGITA'S RELATIONSHIP WITH ARCHAEOLOGY : なぜ柳田は考古資料を収集したのか
発行:新泉社
縦210mm
158ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2016年5月
- 登録日
- 2017年3月25日
- 最終更新日
- 2017年3月25日
紹介
「考古学嫌い」として知られていた柳田國男が、石器や土器を収集していた!その学術的背景、日本人種論との関係をさぐることから、考古学と民俗学の特質が見えてくる。
目次
1 柳田國男の生い立ちと学問的背景(柳田國男の生い立ちと間引き絵馬の衝撃
文学への傾倒から農政官僚へ ほか)
2 柳田國男が集めた考古資料(柳田國男旧蔵考古資料とは?-収集の経緯
柳田國男はどんな考古資料を収集したのか ほか)
3 なぜ柳田國男は考古資料を収集したのか-収集の学問的・社会的背景(お雇い外国人の活躍と一八八〇年代の「日本人種論」
日本人研究者による人種論の始まり-アイヌ・コロボックル論争 ほか)
4 柳田民俗学の形成と考古学批判(柳田國男はなぜ考古学を批判し、考古学と決別したのか
自然科学と文学-松本彦七郎・山内清男と柳田國男 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。