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狸森物語
山あいの村の戦後史
発行:社会評論社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ16mm
重さ 300g
272ページ
定価
2,300 円+税
2,530 円(税込)
- 初版年月日
- 2026年5月15日
- 書店発売日
- 2026年6月1日
- 登録日
- 2026年5月10日
- 最終更新日
- 2026年5月10日
紹介
著者・佐藤藤三郎氏は1935 年山形県上山市狸森(むじなもり)生まれの91歳。中学校で無着成恭と出会い「山びこ学校」で学んでいる。急傾斜の畑と田んぼ、山仕事で生きるかたわら、集落の暮らしに根ざした独自の視点から旺盛な執筆活動を続けてきた。
著者が生まれ育ち住み続ける狸森は今後「消滅」しかねない状況にある。冠婚葬祭や道路管理など共同生活の維持が困難になった過疎地域(限界集落)は、いまや全国で3万を超えるといわれるが、狸森はその「日本農業・農村の典型、悪い意味での先進地」(本書「あとがき」から)であるという。著者はここに至った理由を考え思い当たるが、その行末を見通せず、それを超える道はないかと模索する。
読む者にとっては深い共感と共苦、どこか懐かしく寂しさも入り混じる、狸森と日本の集落の「生命史」(本書解説Ⅰから)といえる著作である。日本の農業・農村を考えるために、ぜひ手に取りたい一冊である。
目次
プロローグ 狸森から
第一話 敗戦 そして戦後
第二話 山と炭焼きと焼畑
第三話 田んぼと米の飯
第四話 百姓とソロバン
第五話 夢と現実
第六話 村の学校
第七話 村に冷たい風が吹く
第八話 新しい村を求めて
あとがき
解説 大野和興・西沢江美子
年表 佐藤藤三郎とその時代
上記内容は本書刊行時のものです。


