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周縁のマルクス Anderson, Kevin(著/文) - 社会評論社
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周縁のマルクス (シュウエン ノ マルクス : ナショナリズム エスニシティ オヨビ ヒセイヨウ シャカイ ニ ツイテ) ナショナリズム、エスニシティおよび非西洋社会について

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発行:社会評論社
縦210mm
430ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-7845-1495-3   COPY
ISBN 13
9784784514953   COPY
ISBN 10h
4-7845-1495-3   COPY
ISBN 10
4784514953   COPY
出版者記号
7845   COPY
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2015年2月
登録日
2016年3月4日
最終更新日
2016年3月4日
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書評掲載情報

2015-07-20 POSSE(ポッセ)  27
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紹介

マルクスは、資本主義のグローバル化が生み出してきた植民地主義やエスニック・マイノリティの問題についてどのように考えたのか。本書は、すでに刊行されている著作や手紙のみならず、未刊行の抜粋ノートも含め、膨大な文献を渉猟し、この問いに答えようとする。そこから見えてくるのは、西洋中心主義的な近代主義者マルクスではなく、非西洋社会の共同体を高く評価した、近代の批判者としてのマルクスにほかならない。思想的転換を遂げた、晩期マルクスの未完のプロジェクトが遂にその姿を現す。

目次

第1章 一八五〇年代における植民地との出会い-インド、インドネシアおよび中国に対するヨーロッパの衝撃
第2章 ロシアとポーランド-民族解放と革命の関係
第3章 人種、階級、奴隷制-第二次アメリカ革命としての南北戦争
第4章 アイルランド-ナショナリズム、階級および労働運動
第5章 『要綱』から『資本論』へ-複線的テーマ
第6章 非西洋社会および前資本主義社会に関する晩期の諸著作
補遺 一九二〇年代から今日までの『マルクス=エンゲルス全集』(MEGA)の遍歴

上記内容は本書刊行時のものです。