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抵抗の水脈
桐生悠々とその時代
発行:信濃毎日新聞社
四六判
256ページ
定価
1,800 円+税
1,980 円(税込)
- 初版年月日
- 2025年6月
- 書店発売日
- 2025年6月18日
- 登録日
- 2025年5月14日
- 最終更新日
- 2025年6月19日
紹介
大戦前の本紙社説(昭和8年)「関東防空大演習を嗤う」で軍部の猛批判に遭い、後に個人誌『他山の石』で反軍部、反戦を訴え続けた「抵抗の人」「反骨のジャーナリスト」として知られる桐生悠々。しかし、そこに行き着くまでの論調や姿勢には葛藤や迷いもあった。戦争に突き進んだ時代に、悠々、そして信州の言論はどう立ち向かったのか。明治末期~昭和初期の長野県内外の事件で、悠々が本紙や『他山の石』で展開した言説やその背景を追いながら、「反骨の人」がどう形づくられ、どう生きたのかを探る。
信濃毎日新聞朝刊文化面で2023年5月~2024年12月に計36回(ほかに番外編3回)連載した本社150周年記念の大型連載を単行本化。
目次
第1章 第1期主筆時代 1910~1914
第2章 風見章主筆の時代 1923~1928
第3章 第2期主筆時代 1928~1933
第4章 『他山の石』時代 1934~1941
エピローグ
番外編(3編)
略年表
全文掲載(社説「関東防空大演習を嗤う」、「他山の石」廃刊の辞)
上記内容は本書刊行時のものです。