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全経簿記能力検定試験公式テキスト&問題集基礎簿記会計ルビ付き
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年4月12日
- 書店発売日
- 2025年4月15日
- 登録日
- 2025年3月11日
- 最終更新日
- 2025年4月15日
紹介
※本書と『全経簿記能力検定試験公式テキスト&問題集基礎簿記会計』(2024年2月発刊)との間に内容の本質的な違いはございません。
本書は、漢字が苦手な外国人留学生の方などを対象に、すべての漢字にルビ(ふりがな)を付けたものです。
本書は公益社団法人全国経理教育協会が主催する簿記能力検定試験基礎簿記会計の試験対策用として作成した『公式テキスト&問題集』(テキストと問題集の要素が一体となった書籍)です。
2024年度(令和6年度)以降の出題範囲表に基づいた最新の内容を掲載しております。
全経簿記能力検定は、将来、企業で経理事務を担当しようと考えている方に適した検定試験です。
本書で取り扱う『基礎簿記会計』は個人事業主、小規模な株式会社の経営者や経理担当者等の方を対象として、簿記の基本構造や仕組みの基本的な理解を問う試験となります。
本書を通じて、組織が営利か非営利か関係なく必要とされる簿記の仕組みおよび会計学の基本的な考え方を理解できるようになっております。
全経簿記能力検定基礎簿記会計の合格を目指して、一緒に学習を進めていきましょう!
≪本書の特長≫
1.図やイラストで分かりやすく説明した『テキスト編』で基礎簿記会計の基本知識が習得できる!
出題範囲表に基づいて、特に初めて簿記会計の学習を行う方が多い基礎簿記会計においては、簿記を身近なものとして感じていただけるように構成しております。
検定試験対策として順序立てて構成し、項目(Section)ごとに重要度を5段階で表示することで学習のメリハリがつき、文章だけでは理解がしにくい箇所については図やイラストを用いて丁寧に説明しております。
各Sectionの最後にはまとめとして押さえておきたいポイントを簡潔にまとめているため、学習内容を細かく整理しておさえることができます。
2.テキスト各Chapterに準拠した『問題編』で学習内容の理解が深まる!!
本書では『テキスト編』で学習した内容を直ぐに振り返ることができるよう、同じ1冊の書籍のなかで問題演習ができるようになっております。
問題はレベル別(基本または応用)・重要度別(5段階)で構成し、例えば学習初期では基本問題を中心に解いたり、試験が近付いてきたら重要度が高い問題に絞って解き直すといった幅広い使い方ができます。
各問題の解説では解き方のコツや『テキスト編』の参照ページを記載しているため、特に間違えた問題や理解が不足している箇所については直ぐに復習ができます。
◆本書のご利用にあたって◆
『問題編』の答案用紙はネットスクール株式会社ホームページ『読者の方へ』よりダウンロードすることができます。
目次
テキスト編
Chapter1 身のまわりの簿記
Section0 簿記の自己紹介
Section1 自分貸借対照表を作ろう!
Section2 自分損益計算書を作ろう!
Section3 貸借対照表と損益計算書
Chapter2 仕訳ってなに?
Section1 仕訳ってなに?
Chapter3 現金と預金
Section1 現金と預金
Chapter4 商品売買
Section1 分記法
Section2 掛取引
Chapter5 貸付金と借入金
Section1 貸付金と借入金
Chapter6 有形固定資産
Section1 有形固定資産
Chapter7 資本金と引出金
Section1 資本金と引出金
Chapter8 費用と収益
Section1 費用の支払い
Section2 収益の受取り
Chapter9 仕訳帳と元帳
Section1 企業での簿記
Section2 仕訳帳と総勘定元帳
Section3 仕訳帳に記入してみよう
Section4 総勘定元帳に転記してみよう
Chapter10 決算の手続き
Section1 決算とは
Section2 試算表の作成
Chapter11 精算表・財務諸表
Section1 精算表
Section2 貸借対照表と損益計算書の作成
Section3 帳簿の締切り
Chapter12 非営利組織の会計
Section1 非営利団体の会計
問題集編
Chapter1
問題1 貸借対照表と損益計算書の構造
問題2 会計構造式
Chapter2
問題1 簿記上の取引と要素
問題2 簿記上の取引
Chapter3
問題1 現金・普通預金取引
問題2 現金出納帳
Chapter4
問題1 分記法①
問題2 分記法②
問題3 掛取引①
問題4 掛取引②
Chapter5
問題1 貸付金と借入金の処理①
問題2 貸付金と借入金の処理②
Chapter6
問題1 固定資産の購入
Chapter7
問題1 資本金と引出金の処理①
問題2 資本金と引出金の処理②
Chapter8
問題1 費用の科目
問題2 費用支払時の処理
問題3 収益の科目
問題4 収益受取時の処理
Chapter9
問題1 勘定の転記①
問題2 勘定の転記②
問題3 勘定の転記③
問題4 勘定の転記④
問題5 仕訳帳と総勘定元帳への記入
Chapter10
問題1 簿記の基本①
問題2 簿記の基本②
問題3 試算表(合計残高試算表)①
問題4 試算表(合計残高試算表)②
Chapter11
問題1 精算表の作成①
問題2 精算表の作成②
問題3 貸借対照表と損益計算書の作成①
問題4 貸借対照表と損益計算書の作成②
問題5 決算振替記入と帳簿の締切り
Chapter12
問題1 計算構造
問題2 現金出納帳への記入
問題3 会計報告書(報告式)
問題4 会計報告書(勘定式)
巻末 日本語、中国語、英語による勘定科目対応表
索引
前書きなど
はしがき
簿記と企業会計を学び始めようとする人へ
本書は、公益社団法人全国経理教育協会(いわゆる全経)・簿記能力検定試験(後援/文部科学省・日本簿記学会)「基礎簿記会計」の『公式テキスト&問題集』である。
企業は、日々の活動いわゆる‘取引’を帳簿に記入し、この記入をまとめ、会計報告書である損益計算書(簿記では、損益勘定)と貸借対照表(簿記では、残高勘定あるいは繰越試算表)を作成する。
これらの会計報告書は、企業が自己の活動の管理のために使用することはもちろん、企業外部の利害関係者(株主や銀行などの債権者、投資家、税務当局など)に提供される。
この会計報告書の作成の仕方を決めるのが、会計学であり、この実現を図るのが、簿記とりわけ複式簿記である。つまり、簿記と会計学は車の両輪である。基礎簿記会計検定は、この仕組みの基本の理解を問うものである。
本書により、簿記の仕組み、とりわけ複式簿記の原理の理解と、将来の高度な会計学への学習に進むための基礎知識を習得されんことを願っている。
なお、問題の内容として、おおよそ次の5問構成とされるので、内容を本書で学習し、合格の手引きにして欲しい。
第1問 帳簿への記録対象・帳簿記入についての出題
第2問 簿記の出発点である仕訳(複式記録)を問う出題
第3問 日記帳(仕訳帳)から元帳への転記に関する出題
会計の構造に関する出題
第4問 会計報告書(収支計算)の作成に関する出題
日記帳から元帳への転記に関する出題
第5問 会計報告書(損益計算)の作成に関する出題
令和6年2月
一橋大学名誉教授・商学博士
新田 忠誓
上記内容は本書刊行時のものです。