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王さまと王さま リンダ・ハーン/スターン・ナイランド(文・絵) - ポット出版
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王さまと王さま (オウサマトオウサマ)
原書: Koning & Koning

児童図書
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発行:ポット出版
B4変形判
縦257mm 横257mm 厚さ9mm
36ページ
上製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-7808-0221-4   COPY
ISBN 13
9784780802214   COPY
ISBN 10h
4-7808-0221-0   COPY
ISBN 10
4780802210   COPY
出版者記号
7808   COPY
Cコード
C8798  
8:児童 7:絵本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年8月
書店発売日
登録日
2015年7月29日
最終更新日
2021年6月17日
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書評掲載情報

2022-08-30 子育て支援と心理臨床  vol.22
評者: 瀬川美佳
2021-03-09 日本児童文学  2021年3・4月号
評者: 野坂悦子
2020-06-09 週刊朝日  6月19日号
2019-12-25 おおさか通信(大阪市私立保育連盟)  2019年12月号
2019-05-14 BEYOND    issue 5 / 2019 spring
2019-03-26 Shall we?(三鷹市男女平等参画啓発誌)    vol.68
2019-03-07 日経WOMAN  2019年4月号
評者: 村木真紀
2018-06-10 『絵本を使った道徳授業の進め方 』(黎明書房)  
2017-12-24 中日新聞  
評者: 今村節(知るコレ!)
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重版情報

7刷 出来予定日: 2023-07-20
6刷 出来予定日: 2020-11-20
5刷 出来予定日: 2018-12-20
4刷 出来予定日: 2018-03-13
3刷 出来予定日: 2017-02-14
2刷 出来予定日: 2016-02-23
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「二人の王子さまが恋をして結ばれる物語」もすっかりロングセラーに。

紹介

ある国の女王さまが、王子を結婚させ、国をまかせることを決心。さっそく世界中の国からお姫さまが呼ばれましたが、王子が恋に落ちたのは──。
王子さまとお姫さまの物語でなく、王子さまと王子さまが結ばれるお話があっていい──。
LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)をテーマにした絵本です。

英語、ドイツ語、スペイン語、デンマーク語、チェコ語、ポーランド語など9言語に翻訳され、世界各国で読まれている、オランダ原作の『Koning & Koning』を日本語訳。

渋谷区同性パートナーシップ条例を皮切りに、LGBTへの関心が高まっているなか、日本にはLGBT関連の絵本は少ないのが現状です。
世の中には多様な性が存在することを、絵本で子どもたちに伝えたいという訳者からのメッセージ。
シンプルなストーリー、楽しい絵柄で、読み聞かせにもぜひ使ってもらいたい絵本です。

前書きなど

訳者あとがきより
 子どもたちは、絵本を通してさまざまなことを学びます。その中には、恋に関するものもあります。これまでの絵本に描かれてきた恋は、お姫さまが王子さまと結ばれるという、異性愛を前提としたお話ばかりでした。しかし実際は、異性に恋をする人だけではありません。同性に恋をする人もいれば、恋をしない人もいます。この絵本『王さまと王さま』に登場する王子さまのように、ほかの王子さまと結ばれたり、また、お姫さま同士が結ばれたりするお話も必要です。[中略]
これまでは、異性を好きになるのがあたりまえとされ、それ以外の性的マイノリティの存在は忘れられがちでした。しかし、いつの時代にも、どの社会にも、どの学校にも、性的マイノリティはいます。そうした存在を無視することはできません。私たちは、子どもたちが幼い頃から性の多様性について学ぶことが大事だと考えています。[中略]
 私たちは、『王さまと王さま』が多くの子どもたちに読まれることを願っています。この絵本を通して、性的マイノリティは特別な存在ではないこと、私たちの社会にあたりまえにいる存在であること、異性を好きになることと同じように、同性を好きになってもちっとも不思議ではないことを多くの子どもたちに知ってほしいと思っています。

著者プロフィール

リンダ・ハーン/スターン・ナイランド  (ハーン リンダ ナイランドスターン)  (文・絵

★この絵本の著者であり、イラストレーターでもあるリンダ・ハーンとスターン・ナイランドは、ともにオランダ生まれ。
ふたりはオランダの美術学校で知り合いました。
卒業後、共同でスタジオを立ち上げ、子どものための絵本作りをはじめました。
この『王さまと王さま』は、ふたりが一緒に作った最初の絵本です。
リンダもスターンもとても楽しみながらこの絵本を制作し、同じ時間、同じテーブルで、イラストを共に描きました。
現在はそれぞれが自分のスタジオを持ち、別々に仕事をすることもありますが、
今後もふたりで一緒にたくさんの絵本を作りたいと思っています。

アンドレア・ゲルマー  (ゲルマーアンドレア)  (

日本研究、ジェンダー、ビジュアル・ヒストリーを専門とし、2001年、ボーフム大学で日本女性史研究の論文で博士号を取得。
東京のドイツ・日本語研究所、イギリスのニューキャッスル大学などを経て、現在は九州大学大学院地球社会統合科学府で准教授として勤務。

眞野 豊  (マノ ユタカ)  (

九州大学大学院博士後期課程在学中。同性愛者であることをオープンにし、公立中学校で6年間勤務。
LGBTの人権を題材とした道徳の授業や教職員へ向けた研修を行ってきた。
現在は「性の多様性を学校現場でどう教えるか」をテーマに研究・講演活動に取り組んでいる。
NPO法人「LGBTの家族と友人をつなぐ会」会員。

上記内容は本書刊行時のものです。