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日本の漬物のひみつ 多彩な進化と郷土の味を紐解く 小泉 武夫(監修) - メイツ出版
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日本の漬物のひみつ 多彩な進化と郷土の味を紐解く (ニホンノツケモノノヒミツタサイナシンカトキョウドノアジヲヒモトク)

趣味・実用
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発行:メイツ出版
A5判
128ページ
定価 1,720円+税
ISBN
978-4-7804-2974-9   COPY
ISBN 13
9784780429749   COPY
ISBN 10h
4-7804-2974-9   COPY
ISBN 10
4780429749   COPY
出版者記号
7804   COPY
Cコード
C2077  
2:実用 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年8月22日
最終更新日
2024年12月21日
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紹介

★ 全国各地の漬物の紹介とともに
  食品文化としての魅力と知識を徹底解説

 *成り立ちや調理技術の変遷
 *健康効果&栄養学の観点からの分析
 *日本独特の工夫と知恵

◇◆◇ 本書について ◇◆◇

2013年、「和食」がユネスコ無形文化遺産に
登録されました。
評価された「和食」とは、
ごはんと汁物、おかずという
日本で生まれた「日本人の伝統的な食文化」のこと。

この食事スタイルを突き詰めれば、
「一汁一菜」にたどり着きます。
ごはん、汁物、漬物(菜)がそろえば、和食が成立。
「漬物」は、日本人にとっておかずの基本なのです。

歴史をさかのぼれば、漬物は縄文時代から
作られていたと考えられます。
以来、豊かな自然や地域に根ざした、
季節ごとの漬物が作られてきました。

そんな漬物の魅力を、
その多様性や歴史、科学、栄養的機能性など
さまざまな面から深掘りしました。

ぜひ一緒に、奥深い漬物の世界を
味わっていきましょう。


◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇

☆ 第1章 
漬物って何?
<漬物とは?>  
* 日本人の英知が詰まったおいしい保存食
<漬物の分類>
* 漬け汁や漬け床で分類する
* 発酵か無発酵かで分類する
・・・など

☆ 第2章 
漬物の調理法と健康効果
<漬物の原理>
* 野菜が漬物になるメカニズム
<「発酵」と「腐敗」の違い>
* 漬物が腐りにくいわけ
<漬物の健康効果>
* 漬物は野菜の優れた調理法
・・・など

☆ 第3章 
漬物の歴史
<漬物のはじまり>
* 有史以前から海水漬けを食べていた!? 
<奈良・平安時代の漬物>
* 漬け床も漬ける食材もバリエーションが豊富に!
<鎌倉・室町時代の漬物>
*「香の物」「梅干し」が登場。
  日本人の食生活に定着していく
・・・など

☆ 第4章
魚の漬物
<熟鮓の世界>
* すしのルーツ!? 熟鮓の起源と日本伝来
* 熟鮓のおいしさと健康効果
<日本各地の熟鮓>
* 魚だけを食べるもの、ごはんも食べるものがある
・・・など

☆ 第5章 
全国漬物紀行
<北海道・東北の漬物>
<関東・甲信越の漬物>
<北陸・東海の漬物>
<関西の漬物>
<中国・四国・九州の漬物>
・・・など

☆ 第6章 
漬物面白話
<日本で唯一の漬物神社>
* 供え物で漬物ができたことから漬物神社に
<漬物の呼び名>
*「香の物」「お新香」「がっこ」と呼ぶわけ
・・・など

著者プロフィール

小泉 武夫  (コイズミタケオ)  (監修

東京農業大学名誉教授。
1943年、福島県の酒造家に生まれる。
農学博士。専門は食文化論、発酵学、醸造学。
現在、鹿児島大学、福島大学、宮城県立大学ほかの
客員教授を務める。
NPO法人発酵文化推進機構理事長、
発酵食品ソムリエ講座「発酵の学校」校長など、
食に関わるさまざまな活動を行う。
著書は『発酵食品と戦争』ほか、150冊を超える。

全日本漬物協同組合連合会  (ゼンニホンツケモノキョウドウクミアイレンゴウカイ)  (

昭和13年「全国漬物協会」の創設に始まった全国組織。
その後、「全国漬物工業協議会」、「漬物振興会」、
「全国漬物協会」を経て、昭和52年、
「全日本漬物協同組合連合会」となった。
日本古来の伝統食品である漬物を守りながら、
時代のニーズに応えて新しい漬物を開発するなど、
国民の食生活に貢献している。
最近は、健康志向の漬物作りに研鑽を重ね、
漬物の需要基盤の拡大に努めている。
また、漬物に品質表示基準制度を導入、
消費者の商品選択に役立っている。
現在組合加盟社数は約670社。

上記内容は本書刊行時のものです。