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災害派遣と「軍隊」の狭間で : 戦う自衛隊の人づくり
発行:かもがわ
縦190mm
172ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年7月
- 登録日
- 2016年10月16日
- 最終更新日
- 2016年10月16日
紹介
「守るために働きたい」-東日本大震災での献身的な救援活動により、自衛隊にたいする関心が高まっている。しかし、国民の期待が高い災害派遣は「従たる任務」であって、「主たる任務」はあくまで国防である。ここに、同盟国アメリカの要求を加えた3つの狭間で揺れている自衛隊。「戦える」人材育成と勧誘活動に焦点をあてて自衛隊の今と未来を考えるルポルタージュ。
目次
はじめに 狭間で揺れる自衛隊
第1章 イラク派遣隊員の証言(戦場の恐怖
「非戦闘地域」のまやかし ほか)
第2章 経済的徴兵制がしのびよる(「親孝行だと思って」志願した女性自衛官
日本でも倍率五倍から一三倍に ほか)
第3章 「戦える」隊員づくり(訓練の時代から行動の時代へ
実戦経験豊富な米軍から市街地戦闘学ぶ ほか)
第4章 リクルート大作戦-学校と自治体を組み込んで(事業仕分けされた自衛官募集経費
少子化で今後は厳しい募集環境に ほか)
第5章 真に何を「守る」のか(自衛隊広報官の勧誘の手口
"軍隊色"が漂白されたポスター・CM ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。