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生活史論集 岸 政彦(編集) - ナカニシヤ出版
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生活史論集 (セイカツシロンシュウ)

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四六判
重さ 600g
530ページ
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7795-1694-8   COPY
ISBN 13
9784779516948   COPY
ISBN 10h
4-7795-1694-3   COPY
ISBN 10
4779516943   COPY
出版者記号
7795   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年12月15日
書店発売日
登録日
2022年10月21日
最終更新日
2022年11月24日
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書評掲載情報

2023-03-18 毎日新聞  朝刊
評者: 渡邊十絲子(詩人)
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紹介

人生の語りを聞く。

10人の社会学者による
生活史の語りに基づく論文を収録した
社会学的質的調査の最前線。

●著者紹介
岸 政彦
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。『同化と他者化──戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社)、『はじめての沖縄』(新曜社)、『マンゴーと手榴弾』(勁草書房)、『地元を生きる』(打越正行・上原健太郎・上間陽子と共著、ナカニシヤ出版)、『東京の生活史』(編著、筑摩書房)など。



石岡丈昇
日本大学文理学部教授。社会学。専門は身体文化論、都市エスノグラフィー研究。主な著書に『ローカルボクサーと貧困世界――マニラのボクシングジムにみる身体文化』(世界思想社)、など。

金菱 清
関西学院大学社会学部教授。災害社会学。『生きられた法の社会学――伊丹空港「不法占拠」はなぜ補償されたのか』(新曜社)など。

川野英二
大阪公立大学教授。社会学。専門は都市社会学、社会政策の社会学。『阪神都市圏の研究』(編著、ナカニシヤ出版)など。

川端浩平
津田塾大学学芸学部准教授。社会学、カルチュラル・スタディーズ、日本研究(Japan Studies)。『ジモトを歩く――身近な世界のエスノグラフィ』(御茶の水書房)など。

齋藤直子
大阪教育大学地域連携・教育推進センター特任准教授。社会学。専門は、部落問題研究、家族社会学。『結婚差別の社会学』(勁草書房)など。

白波瀬達也
関西学院大学人間福祉学部教授。社会学。専門は都市問題、ホームレス 、貧困。『釜ヶ崎のススメ』(共編著、洛北出版)など。

朴 沙羅
ヘルシンキ大学文学部講師。社会学。専門はナショナリズム研究、社会調査方法論。『外国人をつくりだす――戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用』(ナカニシヤ出版)など。

前田拓也
神戸学院大学現代社会学部准教授。社会学、障害学(Disability Studies)。専門は、介助/介護/ケアの社会学。『介助現場の社会学――身体障害者の自立生活と介助者のリアリティ』(生活書院)など。

丸山里美
京都大学大学院文学研究科准教授。社会学。専門は都市問題、ホームレス 、貧困。『女性ホームレスとして生きる――貧困と排除の社会学〔増補新装版〕』(世界思想社)など。

目次

はじめに

連鎖する立ち退き――マニラのスクオッター地区と強制撤去
石岡丈昇

可笑しくもないのに笑うとき――大震災という不条理の際で
金菱 清

「地域スティグマ」にたいする抵抗の諸形態――「釜ヶ崎」住民の生活史から
川野英二

変わらないこと/変わること――ある朝鮮籍男性の「帰化」と「ハーフ」をめぐる語りから
川端浩平

芋と鉄くず――歴史のなかの「沖縄的共同性」
岸 政彦

都市部落のコミュニティを維持しているのは誰なのか
齋藤直子

日雇労働者として釜ヶ崎を生きる
白波瀬達也

身世打令を聞く――京都市・九条オモニ学校における生活史の聞き取り
朴 沙羅

「できるようになる」ための場と拠りどころ――身体障害者の介助現場と介助者の語り
前田拓也

女性の語りを聞くということ
丸山里美

著者プロフィール

岸 政彦  (キシ マサヒコ)  (編集

1967年生まれ。関西大学社会学部卒業、大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。龍谷大学社会学部をへて、2017年より立命館大学先端総合学術研究科教授。

上記内容は本書刊行時のものです。