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出版者情報
論理と歴史
東アジア仏教論理学の形成と展開
発行:ナカニシヤ
縦220mm
472ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年3月
- 登録日
- 2016年3月11日
- 最終更新日
- 2016年3月11日
紹介
玄奘はインドで何を証明したのか-玄奘にまつわる論理式「唯識比量」を巡る、国や時代をまたいだ議論の探究を通じ、論理と歴史の「共生」構造を解き明かす。
目次
第1章 序論(対象と方法
周縁としての因明 ほか)
第2章 唯識比量の成立と新羅における批判(玄奘伝における唯識比量の問題
基『因明入正理論疏』の唯識比量解釈 ほか)
第3章 論理式の解釈と仏教史の構想-バーヴィヴェーカの論理式をめぐって(バーヴィヴェーカの伝承の変遷
掌珍比量の東アジアにおける受容 ほか)
第4章 繰り返される三転法輪-東アジアにおける三時教判の展開(基以前の三転法輪説解釈
唐・新羅における三時教判の展開 ほか)
第5章 空有の論争と仏性論争との接続(空有論争と大安寺
相部律宗定賓の行状・思想とその日本への影響 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。