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ラオスの夕暮 原 章二(著) - 彩流社
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ラオスの夕暮 (ラオスノユウグレ) ふたり合わせて155歳の旅 (フタリアワセテヒャクゴジュウゴサイノタビ)

歴史・地理
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発行:彩流社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ12mm
重さ 191g
168ページ
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-7791-3121-9   COPY
ISBN 13
9784779131219   COPY
ISBN 10h
4-7791-3121-9   COPY
ISBN 10
4779131219   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0026  
0:一般 0:単行本 26:旅行
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年6月1日
書店発売日
登録日
2026年4月18日
最終更新日
2026年5月22日
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紹介

後期高齢者が二人で他人から見れば酔狂な旅をする。
理由はかんたん「好奇心」だ。

昨年刊行の『魅惑のネパール』に続く旅の記録。日本では出会えない違ったこと、違ったものに遭遇したいという気持ち……ふたりの旅には用事がない。そもそも「旅」とは用事なくして生きることではなかろうか。旅と旅行との違いがそこにある。「人生は旅だ」といっても「人生は旅行である」とはいわない。あるいは「旅の人生」といっても「旅行の人生」とはいわない。「旅行の人生」などといったら、まるで生涯ずっと添乗員であるかのようだ。すなわち、旅行とは用事に関わる空間的な移動であり、対して、人生は用事を済ますことではないのである。用事があると気を取られて、注意がそこに限定される。見えているものも見えなくなる。観光旅行、団体旅行の用事は、観光/団体が用事なのだ。その用事が済み、物足りなくなると、今度は、旅行中の人間関係、人間模様に目が行くことになる。しかし、それらも、旅の醍醐味である異質な他者と出会うというのとは程遠い、同質性の内部での様々なヴァリエーションの確認に終わりがちだ。今回、ふたりが選んだ土地はラオスである。タイ、カンボジア、ベトナムは多少とも知っている。しかし、その三国とミャンマー、そして中国という五か国に囲まれた内陸国ラオスについては、ほとんど何も知らないのである。知っているのはメコン河が滔滔と流れ、アジアの昔日の面影がよく残っているということくらいだ。実際のところ、密かに待っている南米になかなか行けないのが残念だが、日本から近いようで遠いアジアの国も知らねばならない、というわけで、歳も歳だから無理せず26日間、あまり動きまわらずにラオスで生活しようということになった。さあ、どうなっていったか……。

著者プロフィール

原 章二  (ハラ ショウジ)  (

はら・しょうじ 1946年、静岡県伊東市生まれ。1970年早稲田大学文学部卒業。パリ大学博士(哲学)。早稲田大学名誉教授。哲学・美学専攻。著書に『加藤一雄の墓』(筑摩書房、1987)、『《類似》の哲学』(筑摩書房、1996)、『ただ走る哲学者』(平凡社、2000)、『二つの言葉の町モントリオール』(彩流社、2000)、『マラソン100回の知恵 平凡社新書』(平凡社、2010)、「魅惑のネパール  ふたり合わせて153歳の旅」(原 章二、福地 恵子 著、彩流社、2025)等がある。など、訳書にジャンケレヴィッチ『死とはなにか』(青弓社、1995)、アンリ フォシヨン『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』(白水社、1997)、『ラファエッロ 平凡社ライブラリー』(平凡社、2001)、『レンブラント』(彩流社、2002)、アンリ ベルクソン『 精神のエネルギー  平凡社ライブラリー』(平凡社、2012)などがある。

福地 恵子  (フクチ ケイコ)  (

ふくち・けいこ 1949年、東京・神田生まれ。1972年明治学院大学卒業。編集業務を経て、原宿に(株)フォトエイジェンシーを設立。その後さまざまな仕事に携わる。現在、長野県諏訪郡富士見町に住む。著書に「魅惑のネパール  ふたり合わせて153歳の旅」(原 章二、福地 恵子 著、彩流社、2025年)等がある。

上記内容は本書刊行時のものです。