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緋衣の女王 ジェイムズ治美(著) - 彩流社
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緋衣の女王 (ヒイノジョオウ) スコットランドのメアリ (スコットランドノメアリ)

歴史・地理
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発行:彩流社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ21mm
重さ 307g
328ページ
並製
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-7791-2854-7   COPY
ISBN 13
9784779128547   COPY
ISBN 10h
4-7791-2854-4   COPY
ISBN 10
4779128544   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年10月
書店発売日
登録日
2022年9月7日
最終更新日
2022年10月12日
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紹介

強さが私を惹き付ける!
メアリ・ステュアートは生後6日でスコットランドの女王となった。のちに仏王太子と結婚するため5歳で渡仏。仏王宮は文藝復興の香りに満ちてあふれていた。アンリ2世が崩御すると王太子はフランシス2世となり、メアリはスコットランド女王でかつ仏王妃となる。18歳で統治者としてスコットランドに戻ったがカトリックのメアリはプロテスタントの国との分裂に苦悩する。貴族や地主は部族間闘争に明け暮れ、富と権力を増大させていた。美しく情熱的でカリスマ性のあるメアリは国民から慕われ敬意を持たれた女王であった。女王として精一杯統治に務めたつもりであったが、次第に国民からそっぽを向かれるようになってしまう。英国史上最も悲劇的な女王といわれたメアリ。美貌とともに強い意志と信念を持ち、何事も全身全霊で事に当たったメアリ。心の花であったアザミもマリゴールドも「運命」の嵐にもぎ取られそうになりながらも、存在の全てをかけて、与えられた命を全うしようとした。鉄の意志を持ったメアリと「運命」との壮絶な闘いそのものである。最期は断頭台に露と消えた。人びとの心のなかで2つの花を咲かせ続けたいと思うのは、メアリの祈りだったのかもしれない。エリザベスの死でテューダー朝は終焉。その後スチュアート朝は約111年続いていった。本書は、英国在住の著者によるメアリ・ステュアートの史的評伝である。

【目次】
第1章 零歳の女王 第2章 フランスへ 第3章 フランス宮廷の華 第4章 祖国への帰還 第5章 激情の支配 第6章 腹心の秘書 第7章 逃避行 第8章 自堕落な王 第9章 黒い宿命 第10章 消えた決闘 第11章 王冠喪失 第12章 イング
ランドへ 第13章 陰湿な幽閉 第14章 小宮廷 第15章 魂の大聖堂を建てる 
第16章 女王救出作戦 第17章 祈る人

目次

第1章  零歳の女王
第2章  フランスへ
第3章  フランス宮廷の華
第4章  祖国への帰還
第5章  激情の支配
第6章  腹心の秘書
第7章  逃避行
第8章  自堕落な王
第9章  黒い宿命
第10章 消えた決闘
第11章 王冠喪失
第12章 イングランドへ
第13章 陰湿な幽閉
第14章 小宮廷
第15章 魂の大聖堂を建てる 
第16章 女王救出作戦
第17章 祈る人

著者プロフィール

ジェイムズ治美  (ジェイムズハルミ)  (

Harumi James 1946年、大分県生まれ。熊本大学法文学部卒業、同大学院修士課程修了(英文学)。1978年~89年、熊本商科大学(現熊本学園大学)常勤講師のち助教授。1983年~84年、ロンドン大学、UCLに留学。1990年から数年、マンチェスター大学科学学部にて日本語教師。1991年リヴァプール大学(ヴィクトリア朝文学、MA取得)。1998年、マンチェスター大学(英文学、MPhil取得)。2000年~2006年、グラズゴウ大学客員研究員。19世紀イギリス文学研究者。『エリザベス・ギャスケル 孤独と共感』(共著、開文社出版、2009年)の他、エリザベス・ギャスケル、ジョージ・エリオット、トマス・ハーディに関する論文多数。現在、英国と日本を往復している。

上記内容は本書刊行時のものです。