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僕は美しいひとを食べた チェンティグローリア公爵(著) - 彩流社
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僕は美しいひとを食べた (ボクハウツクシイヒトヲタベタ)
原書: Ich fraß die weiße Chinesin. Ein Menschenfresserroman.

文芸
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発行:彩流社
四六判
縦195mm 横135mm 厚さ22mm
重さ 332g
280ページ
上製
定価 2,400 円+税   2,640 円(税込)
ISBN
978-4-7791-2784-7   COPY
ISBN 13
9784779127847   COPY
ISBN 10h
4-7791-2784-X   COPY
ISBN 10
477912784X   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2022年2月
書店発売日
登録日
2021年11月9日
最終更新日
2024年12月18日
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紹介

人を喰うことは、常に神を喰うこと

 私たちは神への深き愛ゆえに、神との融合を求めて聖餐を催し、その血肉に見立てたパンと葡萄酒を体内に取り込んで恍惚とする。だとすれば、兄弟たる人間へのフィリアゆえにその肉体を貪る行為も、貴き愛と呼べるだろう......
 なぜ男は「美しいひと」を食べたのか。全篇にちりばめられた、古今東西の食人にまつわる膨大な逸話の引用から浮かび上がる、「真実の愛の行為」としての食人の姿とは。この、妖しい輝きを発する告白体の小説こそ、カニバリズム文学のイデアへの最接近を果たした奇書と呼んでも過言ではない。

著者プロフィール

チェンティグローリア公爵  (チェンティグローリアコウシャク)  (

Duca di Centigloria
本名ヨハネス・クーデンホーフ=カレルギー(1893–1965)。
オーストリア=ハンガリー帝国公使であったハインリヒと青山光子の長男。ロンスペルクの領主であったが、二度の大戦で財産の大部分を失い、晩年はレーゲンスブルクで過ごす。欧州連合の父とも称される著述家のリヒャルトは弟。

大野 露井  (オオノロセイ)  (

おおの・ろせい Rosei Ono
1983年生れ。法政大学国際文化学部准教授。
訳書に『リリアン卿 黒弥撒』(ジャック・ダデルスワル=フェルサン 著、大野露井 訳、国書刊行会、2016年)、『魔宴』(モーリス・サックス 著、大野露井 訳、彩流社、2020年)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。