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夕霧花園 タン・トゥアンエン(著) - 彩流社
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夕霧花園 (ユウギリカエン)
原書: The Garden of Evening Mists

テレビ・映画化
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発行:彩流社
4-6
縦195mm 横135mm 厚さ35mm
重さ 524g
496ページ
上製
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-7791-2764-9   COPY
ISBN 13
9784779127649   COPY
ISBN 10h
4-7791-2764-5   COPY
ISBN 10
4779127645   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年2月
書店発売日
登録日
2021年5月21日
最終更新日
2023年4月9日
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書評掲載情報

2023-04-08 日本経済新聞  朝刊
評者: 藤井光(翻訳家)
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紹介

この記憶は いつまで わたしに残るのだろうか

天皇の庭師だったアリトモと、日本軍の強制収容所のトラウマを抱えるユンリン

1950年代、英国統治時代のマラヤ連邦(現マレーシア)
日本庭園「夕霧」を介して、ふたりの人生が交錯する──

同名映画『夕霧花園』【トム・リン監督/リー・シンジエ、阿部寛出演】原作
(2019年映画化、2021年7月24日~日本公開)。
http://yuugiri-kaen.com/

マン・ブッカー賞最終候補に選ばれ、現代アジア文学で最も優れた小説に贈られるマン・アジア文学賞等を受賞。17ヵ国語に翻訳され、高い評価を受けている。

【あらすじ】
封印していた数々の記憶が、「夕霧」でふたたび流れ出す──

1980年代のマレーシア。
連邦裁判所判事の職を離れたテオ・ユンリンは、キャメロン高原の日本庭園「夕霧」を再訪する。

そこは、30数年前、日本庭園を愛する姉の慰霊のために、日本人庭師ナカムラ・アリトモに弟子入りした場所だった。

日本軍のマレー半島侵攻、戦後マラヤの「非常事態」を背景に、戦争で傷ついた人びとの思いが錯綜する。

著者プロフィール

タン・トゥアンエン  (タントゥアンエン)  (

Tan Twan Eng(陳團英)
1972年、マレーシアのペナン島生まれ。
合気道は初段、伝統的建築物の保存に強い関心を寄せる。
ロンドン大学で法律を学び、クアラルンプールで知的財産弁護士として勤務した後に小説家となり、デビュー作 The Gift of Rain(2007)がマン・ブッカー賞の候補作に選ばれる。
2作目の本作『夕霧花園』は2012年マン・ブッカー賞の最終候補となり、同年のマン・アジア文学賞のほか、歴史小説に授与されるウォルター・スコット賞(2013)を受賞、2014年には国際IMPACダブリン文学賞の最終候補作品となり、台湾語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、韓国語、ロシア語、スペイン語など17か国語に翻訳されている。
また2017年に英国王立文学協会が主催した Favourite Second Novel の投票でジェイン・オースティンの『高慢と偏見』に次いで第2位に選ばれ、2019年には台湾のトム・リン監督が、主人公テオ・ユンリンにリー・シンジエ(李心潔)、ナカムラ・アリトモに阿部寛を迎えて映画化、第56回「金馬賞」では9部門にノミネートされ、最優秀スタイリングデザイン賞を受賞した。

宮崎 一郎  (ミヤザキイチロウ)  (

1952年生まれ。新潟薬科大学非常勤講師。茨城大学人文学部卒。高校教員を経て現職。
訳書:ピーター・マーティン『パース わたしの愛した犬』(共訳、バベルプレス、2005)、ピン・ヤータイ『息子よ、生き延びよ──カンボジア・悲劇の証人』(連合出版、2009)

上記内容は本書刊行時のものです。