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ナショナル・アイデンティティ論の現在 : 現代世界を読み解くために
発行:晃洋書房
縦220mm
308ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2003年3月
- 登録日
- 2016年6月14日
- 最終更新日
- 2016年6月14日
紹介
国家や民族を横断するグローバリゼーションの大波や国民国家の揺らぎのなか、ナショナル・アイデンティティという言説を見据え、新しいヴィジョンの形成をめざすための定点を探る試み。
目次
ナショナル・アイデンティティとは何か-問題整理への視覚 概念・装置・言説
グローバル化時代のナショナル・アイデンティティ-アイデンティティ再定義のために
ナショナル・アイデンティティの多次元的構成-ポジショニングの視座から
ナショナル・アイデンティティの2つの側面-動員と参加
戦後日本社会におけるナショナル・アイデンティティの表象と科学技術-新聞広告を手がかりに
中国、中華民族、中国人の国家観念・民族意識・「国民自覚」
米国のナショナル・アイデンティティと戦争の記憶
ナショナルな時間、ナショナルな空間-ドイツにおける記念碑をめぐって
アルスター・ユニオニストの政治イデオロギーとアイデンティティ
フランスのナショナル・アイデンティティとアルザス・ロレーヌ-普仏戦争から第1次世界大戦期の教科書を中心に
フランス共和制言説の試練-タ文化と統合の波の狭間で
自己の多様性・世界の多様性-エグゾティズム論の可能性
上記内容は本書刊行時のものです。