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米中新冷戦の落とし穴
抜け出せない思考トリック
発行:花伝社
四六判
272ページ
定価
1,700円+税
- 書店発売日
- 2021年1月25日
- 登録日
- 2020年12月25日
- 最終更新日
- 2021年1月22日
紹介
米中対決はどうなる
新冷戦は「蜃気楼」だったのか?
バイデン政権誕生でどう変化するか?
共同通信客員論説委員が豊富なデータとエビデンスを元に丁寧に解説。
米中対決下の日本とアジア、台湾・香港VS中国の複雑な「両岸関係」にも詳しく言及!
「米中新冷戦」とは虚妄である。
日本を含め世界各国を巻き込む転変を促しているのが、米国と中国による戦略的対立の激化である。メディアや識者はそれを「米中新冷戦」と位置付け解説する。しかし米中対立を「新冷戦」と規定すると、我々を身動きできない思考の「落とし穴」に誘う。「落とし穴」とは「米国か中国か」「民主か独裁か」の二分思考である。
コロナ禍の世界潮流を整理しながら、新冷戦の「虚妄」を明らかにする。
(本文より)
目次
はじめに 「米中新冷戦」はなぜ虚妄なのか
第一章 コロナ・パンデミックに揺れる世界
第二章 米中戦略対立の激化
第三章 香港問題――中国統治への啓示
第四章 台湾海峡の軍事的緊張
第五章 北朝鮮――米中綱引きと協調
第六章 バイデンの対中政策を読む
第七章 日本の選択と将来
上記内容は本書刊行時のものです。