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非認知能力の発達 小塩 真司(編著) - 北大路書房
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非認知能力の発達 (ヒニンチノウリョクノハッタツ) 生涯にわたる変化と影響 (ショウガイニワタルヘンカトエイキョウ)

哲学・宗教
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発行:北大路書房
A5判
336ページ
並製
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-7628-3282-6   COPY
ISBN 13
9784762832826   COPY
ISBN 10h
4-7628-3282-0   COPY
ISBN 10
4762832820   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C1011  
1:教養 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年5月20日
書店発売日
登録日
2025年1月28日
最終更新日
2025年4月21日
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紹介

非認知能力はどのように発達するのか。教育的・養育的関わりを含めたさまざまな人間関係やライフイベントの影響のもと,心理特性相互の関連性にも着目しつつ,人生全体にわたって変化するものとして捉える。非認知能力を無条件に礼賛・推奨する姿勢に一石を投じ,発達概念とあわせもつ多様な意味を考える奥深さへといざなう。

遠藤利彦氏(東京大学大学院教育学研究科 教授)推薦!
非認知能力,それは高機能AIでも崩せない人の心の最後の牙城であり,VUCA時代における私たちの生の営みに一筋の光明をもたらすものである。本書は,気鋭の論者がその生涯に亘る発達と教育について確かな輪郭を描き,可能性と課題を詳らかにしたものである。

【主な目次】
序章 非認知能力の発達
1章 心の理論と情動知能
2章 自己制御と実行機能
3章 動機づけと自己効力感
4章 成長マインドセットを養う
5章 対人関係スキルとSEL
6章 非認知能力と友人関係・仲間関係
7章 創造性と問題解決力
8章 レジリエンスと回復
9章 マインドフルネスとストレスへの対処
10章 アクティブラーニング論と非認知能力
11章 ICTと非認知能力
12章 非認知能力の発達における養育者の役割
13章 非認知能力の生涯発達
14章 非認知能力の測定と評価

目次

まえがき

序章 非認知能力の発達
 1節 非認知能力の定義
 2節 発達について

1章 心の理論と情動知能
 1節 非認知能力としての「心の理論」と「情動知能」の理解
 2節 心の理論の発達
 3節 情動知能の発達
 4節 心の理論と情動知能を育むには

2章 自己制御と実行機能
 1節 自己制御と実行機能の定義
 2節 自己制御の発達
 3節 人生における自己制御の役割
 4節 自己制御と実行機能を育むためには

3章 動機づけと自己効力感
 1節 内発的動機づけと外発的動機づけ
 2節 自己効力感の発達
 3節 学習やその他の活動における動機づけと自己効力感の役割
 4節 動機づけと自己効力感を育むためには

4章 成長マインドセットを養う
 1節 成長マインドセットの概念
 2節 成長マインドセットが学習と達成に与える影響
 3節 子どもたちの成長マインドセットの育成
 4節 家庭・学校で成長マインドセットを促すために

5章 対人関係スキルとSEL
 1節 対人関係スキルとは
 2節 非認知能力(社会情動的スキル・SEL)としての対人関係スキル
 3節 対人関係スキルの発達とその予測因
 4節 対人関係スキルを育むためには

6章 非認知能力と友人関係・仲間関係
 1節 発達における友人関係の重要性
 2節 友人関係と非認知能力
 3節 友人関係を支える非認知能力
 4節 家庭や学校など環境要因の重要性

7章 創造性と問題解決
 1節 創造性とは
 2節 創造性や問題解決の構成要素
 3節 創造的思考力や問題解決能力を高める技法
 4節 非認知能力における創造性の役割

8章 レジリエンスと回復
 1節 レジリエンスの理解
 2節 レジリエンスに寄与する要因
 3節 レジリエンスの発達
 4節 レジリエンスと対処方略を育む、他者との関わり

9章 マインドフルネスとストレスへの対処
 1節 マインドフルネスの概念
 2節 マインドフルネスの発達における意義
 3節 マインドフルネスと効果的なストレス対処
 4節 発達段階に応じたマインドフルネス・トレーニング

10章 アクティブラーニング論と非認知能力
 1節 高等教育におけるアクティブラーニング論
 2節 日本におけるアクティブラーニングの施策化
 3節 初等中等教育にも拡がるアクティブラーニング
 4節 非認知能力と関連させて

11章 ICTと非認知能力
 1節 発達の中のICT
 2節 ICTの基本的な知識・技能
 3節 ICTを活用する能力
 4節 ICTに対する志向性
 5節 ICTに関連する非認知能力と発達

12章 非認知能力の発達における養育者の役割
 1節 子どもが育つ環境と養育者
 2節 非認知能力の発達に関わる養育行動
 3節 養育態度は改善できるか
 4節 非認知能力の育成における家庭外(園・学校・地域社会)の役割

13章 高齢期の非認知能力
 1節 高齢期とはどのような時期か
 2節 高齢期における社会性
 3節 高齢期の問題と非認知能力

14章 非認知能力の測定と評価
 1節 非認知能力の測定とは
 2節 非認知能力の各種測定方法
 3節 非認知能力の測定上の問題点
 4節 介入と教育プログラムにおける評価の役割

あとがき
引用文献
事項索引
人名索引

上記内容は本書刊行時のものです。