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知的障害児の心理・生理・病理[第2版] 勝二 博亮(編著) - 北大路書房
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知的障害児の心理・生理・病理[第2版] (チテキショウガイジノシンリ・セイリ・ビョウリ ダイニハン) エビデンスに基づく特別支援教育のために (エビデンスニモトヅクトクベツシエンキョウイクノタメニ)

教育
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発行:北大路書房
A5判
260ページ
並製
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-7628-3239-0   COPY
ISBN 13
9784762832390   COPY
ISBN 10h
4-7628-3239-1   COPY
ISBN 10
4762832391   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年12月20日
書店発売日
登録日
2023年10月10日
最終更新日
2025年3月10日
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書評掲載情報

2024-02-28 特別支援教育研究    2024年3月号
評者: 和田 茉莉子 氏(名古屋市教育センター指導主事)
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重版情報

2刷 出来予定日: 2025-03-10
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特別支援学校教免コアカリ準拠テキスト。定義やアセスメント,特性や発達障害,関係者間連携を解説。DSM-5-TRにも対応。

紹介

知的障害児との適切な関わりの軸となる知識を学べるテキスト,特別支援学校教免コアカリ対応改訂版。知的障害の定義やアセスメント,発生要因,特性,健康上の問題,さらに関連のある発達障害や関係者間連携について解説。DSM-5-TR,WISC-Ⅴ,てんかん分類等の新情報と共に多角的な視点と配慮を提供する。

目次

第2版 はしがき
はしがき

序章 なぜ心理・生理・病理を学ぶ必要があるのか?

第1章 知的障害を理解するための心理学的基礎
 第1節 知的障害の定義
    1.AAIDDの定義/2.DSM-5-TRおよびICD-10の定義/3.文部科学省の定義
 第2節 知的機能とそのアセスメント
    1.知的機能とは/2.知能のアセスメント
 第3節 適応機能とそのアセスメント
    1.適応機能とは/2.適応機能のアセスメント

第2章 知的障害を理解するための生理学的基礎
 第1節 遺伝子と染色体
    1.ヒト細胞の構造と機能/2.セントラルドグマ/3.遺伝のしくみ
 第2節 人体の発生
    1.受精から着床まで/2.胎児の発達/3.神経系の形成
 第3節 脳の構造と機能
    1.構造/2.脳を構成する細胞/3.機能局在

第3章 知的障害の発生要因
 第1節 知的障害の危険因子
 第2節 知的障害の発生要因:遺伝子と染色体疾患
    1.遺伝子疾患/2.染色体疾患
 第3節 知的障害の発生要因:代謝異常
 第4節 知的障害の発生要因:脳発生異常
 第5節 知的障害の発生要因:その他
    1.胎生期の環境要因/2.周産期の異常/3.出生後の異常

第4章 知的障害児の感覚機能
 第1節 感覚機能の生理学的基礎
    1.視覚情報の認知/2.聴覚情報の認知
 第2節 知的障害児における視覚機能の問題
    1.知的障害児と屈折異常/2.知的障害児の眼球運動および視覚探索/3.知的障害児と視覚認知
 第3節 知的障害児における聴覚機能の問題
    1.知的障害と難聴/2.ダウン症児と中耳炎/3.知的障害児における聴力の評価/4.難聴を有する知的障害児の支援/5.知的障害児と聴覚的理解

第5章 知的障害児の注意・記憶
 第1節 注意と記憶のしくみ
    1.注意/2.記憶
 第2節 知的障害児の注意
    1.知的障害の注意機能における特徴/2.知的障害児の注意機能特性からみた教育的支援のためのヒント
 第3節 知的障害児の記憶
    1.知的障害の記憶における特徴/2.知的障害児の記憶特性からみた教育的支援のためのヒント

第6章 知的障害児の学習
 第1節 学習に関するおもな理論:古典的条件づけとオペラント条件づけ
    1.古典的条件づけ/2.オペラント条件づけ/3.行動分析学:オペラント条件づけを用いた行動の理解
 第2節 知的障害児の読み書き
    1.定型発達における読み書きの発達過程/2.知的障害児の読みスキル/3.知的障害児の書きスキル/4.知的障害児における読み書きの指導
 第3節 知的障害児の数認識
    1.定型発達における数概念の発達/2.数や計算に必要な能力とその障害/3.知的障害児の数概念/4.知的障害児における数の指導
 第4節 知的障害児の問題行動への対応
    1.問題行動とは/2.問題行動の行動分析学的アプローチ:応用行動分析によるABC分析と機能的アセスメント

第7章 知的障害児の運動機能
 第1節 運動に関わる基礎的事項
    1.筋/2.随意運動とその他の運動/3.運動能力
 第2節 運動発達
    1.運動発達とは/2.乳児期の運動発達/3.幼児期の運動発達/4.児童期以降の運動発達/5.運動学習
 第3節 知的障害児の運動機能
    1.運動技能/2.運動体力
 第4節 知的障害と肢体不自由
    1.肢体不自由/2.脳性まひ/3.筋ジストロフィー

第8章 知的障害児の言語・コミュニケーション
 第1節 知的障害児の言語獲得
    1.言語獲得の発達/2.知的障害児の語彙獲得/3.知的障害児の文法の獲得
 第2節 知的障害児の発音・発声
    1.構音のメカニズム/2.定型発達児における構音の発達/3.知的障害児の構音
 第3節知的障害児のコミュニケーション行動
    1.コミュニケーション行動の発達/2.知的障害児のコミュニケーション行動

第9章 知的障害児と健康問題
 第1節 知的障害児の肥満
    1.知的障害児の肥満要因/2.肥満はなぜいけないのか?/3.肥満の判定方法/4.肥満指導へのアプローチ:学校と家庭との連携
 第2節 知的障害児の睡眠
    1.子どもの睡眠とその影響/2.知的障害における睡眠の問題/3.睡眠問題へのアプローチ:学校と家庭との連携
 第3節 知的障害児の食事・口腔機能
    1.食べる機能の発達とその問題/2.偏食に関する問題/3.口腔衛生に関わる問題
 第4節 てんかん
    1.てんかんとは/2.てんかんの発作/3.知的障害におけるてんかんの合併/4.てんかん発作への対応

第10章 知的障害とその周辺領域
 第1節 学習障害(LD)
    1.LDの定義/2.LDに関わる認知機能/3.LDへの支援
 第2節 注意欠如多動症(ADHD)
    1.ADHDとは/2.ADHDの診断/3.ADHDに関係する背景要因/4.ADHDの心理教育的アセスメント/5.ADHD児に対する教育と治療
 第3節 自閉スペクトラム症(ASD)
    1.ASDの概念の推移/2.ASDの行動と背景/3.ASDの原因/4.ASDへの支援
 第4節 発達性協調運動症(DCD)
    1.DCDとは/2.DCDと知的障害/3.DCDの心理/4.DCDへの支援
 第5節 聴覚情報処理障害(APD)
    1.APDの定義/2.APDの評価/3.幼児・児童における雑音下での聞き取り困難/4.雑音下での聞き取り困難を中心としたAPD児への支援

終章 家庭や医療との連携をめざして

引用・参考文献
索引

上記内容は本書刊行時のものです。