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マインドフルネス認知療法[原著第2版] ジンデル・シーガル(著) - 北大路書房
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マインドフルネス認知療法[原著第2版] (マインドフルネスニンチリョウホウゲンチョダイニハン) うつのための基礎と実践 (ウツノタメノキソトジッセン)
原書: Mindfulness-based cognitive therapy for depression, 2nd ed.

哲学・宗教
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発行:北大路書房
B5判
400ページ
並製
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-7628-3227-7   COPY
ISBN 13
9784762832277   COPY
ISBN 10h
4-7628-3227-8   COPY
ISBN 10
4762832278   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年10月20日
書店発売日
登録日
2023年4月28日
最終更新日
2023年10月6日
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紹介

開発者によるMBCTのバイブル「グリーンブック」の増補改訂版。8週間プログラム進行に事前面接,終日リトリート,フォローアップ集会を追加。さらに,実践の重要要素であるインクワイアリー,思いやり・自己への慈しみ,呼吸空間法についても新たに章を設け詳説。研究・実践の蓄積から判明したMBCTの有効性とメカニズムにも言及する。

■ 主な目次
第Ⅰ部 うつという挑戦
第1章 うつ病は長い影を落とす
第2章 うつから回復した人たちはなぜ再燃するのか
第3章 マインドフルネス認知療法の開発
第Ⅱ部 マインドフルネス認知療法
第4章 「doing」と「being」
第5章 8セッションのプログラム:どのように,そして,なぜ
第6章 参加者のクラス前面接
第7章 気づきと自動操縦〈セッション1〉
第8章 マインドフルネス認知療法における思いやりと自己への慈しみ
第9章 頭で生きること〈セッション2〉
第10章 散漫な心をまとめる〈セッション3〉
第11章 嫌悪を認識する〈セッション4〉
第12章 実践の探求とインクワイアリーの実践
第13章 許容すること/そのままにすること〈セッション5〉
第14章 思考は事実ではない〈セッション6〉
第15章 マインドフルネス実践の一日
第16章 「どうしたら最善の自己ケアができるのか」〈セッション7〉
第17章 新たに学んだことを維持し広げる〈セッション8〉
第18章 今一度:プログラムの支柱としての3分間呼吸空間法
第Ⅲ部 評価と普及
第19章 マインドフルネス認知療法は有効か?
第20章 マインドフルネス認知療法はどのようにして効果を得るのか?
第21章 プログラムを紙上から臨床へと移す:MBCT のインストラクターとその患者のためのサポート

目次

巻頭言
謝辞
本書の使い方

序章

第Ⅰ部 うつという挑戦
第1章 うつ病は長い影を落とす
 うつの治療についての初期の楽観傾向
 慢性的で再燃する疾患としてのうつ
 どのようにしてうつの再燃と再発を予防できるか
 維持治療としての心理療法
第2章 うつから回復した人たちはなぜ再燃するのか
 認知療法の効果維持版の開発
 認知療法の持続的効果
 再燃と再発への認知的な脆弱性
 執拗な非機能的態度が再燃の原因なのか
 悲しい気分はネガティブな思考パターンを再活性化しうる:脆弱性理解の基礎
 悲しい気分は脆弱な態度と信念を再活性化する
 再燃への経路は時間とともに活性化されやすくなる
 反すうする心
 認知療法はどのようにうつの再燃と再発を減らすのか
 マインドフルネス
 マサチューセッツ大学医療センターのストレス低減クリニックとの接触
第3章 マインドフルネス認知療法の開発
 第一印象
 慎重になる理由:マインドフルネスの個人的実践と約束の遂行
 注意コントロール訓練
 マインドフルネスストレス低減法のインストラクターは実際何をしていたのか?
 私たち自身のマインドフルネス実践?
 私たちのアプローチに含まれる意味:脱中心化の本質
 セラピストからインストラクターへ:経験との新しい関わり方を教える
 マインドフルネス認知療法

第Ⅱ部 マインドフルネス認知療法
第4章 「doing」と「being」
 再燃の理解:ワーキングモデル
 反すうする心
 心のモード
 「driven-doing」モード
 「being」モード
 中核的なスキル
 中核的なスキルとしてのマインドフルネス
 マインドフルネス認知療法プログラムの構造
第5章 8セッションのプログラム:どのように,そして,なぜ
 あなた自身の実践
 回復したうつ患者を対象にすること
 セッションの計画と準備
 マインドフルネス認知療法の概要
 マインドフルネス認知療法の中核的テーマ
 終わりに
第6章 参加者のクラス前面接
 理論的根拠
 クラス前面接の概観
 セッション0―配布資料1 マインドフルネス認知療法のための事前配布物
 セッション0―配布資料2 マインドフルネス認知療法への導入
 セッションの章の読み方
第7章 気づきと自動操縦〈セッション1〉
 背景
 セッションの開始
 レーズン・エクササイズ
 気づきの訓練:身体を焦点として使う
 フォーマルなマインドフルネス実践のための文脈を創造する:全般的コメント
 反応と対応
 自宅での実践を通して学ぶ
 日常活動のマインドフルネス
 クラスを終了する
 セッション1―配布資料1 マインドフルネスの定義
 セッション1―配布資料2 セッション1の要約:気づきと自動操縦
 セッション1―配布資料3 セッション1後の自宅実践
 セッション1―配布資料4 ある患者の報告
 セッション1―配布資料5 自宅実践の記録用紙―セッション1
第8章 マインドフルネス認知療法における思いやりと自己への慈しみ
 自己への慈しみの実践につながる間接的ルート
 インストラクターのスタンスと参加者の自己への慈しみの育成
 警告:脆弱性のあるグループにおける,「自己への慈しみ」の意図しない結果
第9章 頭で生きること〈セッション2〉
 クラスの土台としての実践を探求する
 自宅での実践:現実世界でマインドフルネスを開拓すること
 思考と感情
 うつの認知モデルを思考と感情のエクササイズに結びつける
 快適な経験の気づき
 呼吸とともに座る
 クラスを終了する
 セッション2―配布資料1 セッション2の要約:頭で生きること
 セッション2―配布資料2 ボディスキャンのヒント
 セッション2―配布資料3 呼吸のマインドフルネス
 セッション2―配布資料4 セッション2後の自宅実践
 セッション2―配布資料5 自宅実践の記録用紙―セッション2
 セッション2―配布資料6 嬉しい経験のカレンダー
第10章 散漫な心をまとめる〈セッション3〉
 見ることから始める
 マインドフルネス実践としての座位瞑想
 実践の振り返り
 自宅での実践
 強い感情が生じるとき
 嬉しい経験のカレンダーからのフィードバック
 実践を汎用化する:3分間呼吸空間法
 心を覗く窓としての身体
 マインドフル・ムーブメント
 不快な経験のカレンダーの準備
 セッション3―配布資料1 セッション3の要約:散漫な心をまとめる
 セッション3―配布資料2 3分間呼吸空間法:基本的な教示
 セッション3―配布資料3 セッション3後の自宅実践
 セッション3―配布資料4 自宅実践の記録用紙―セッション3
 セッション3―配布資料5 不快な経験のカレンダー
第11章 嫌悪を認識する〈セッション4〉
 執着と嫌悪
 軽いタッチ
 注意の焦点を狭めることと拡げること
 実践の振り返り
 実践への反応:嫌悪を見る
 実践の振り返り:ハネムーンとハードワーク
 不快な経験のカレンダーを振り返る
 自動的なネガティブ思考とうつの症状:病気の範囲を知る
 別の立ち位置
 クラス内で3分間呼吸空間法をする
 マインドフル・ウォーキング
 クラスを終了する
 セッション4―配布資料1 セッション4の要約:嫌悪を認識する
 セッション4―配布資料2 マインドフル・ウォーキング
 セッション4―配布資料3 セッション4後の自宅実践
 セッション4―配布資料4 自宅実践の記録用紙―セッション4
 セッション4―配布資料5 現在に留まる
第12章 実践の探求とインクワイアリーの実践
 インクワイアリー:目的と意図
 どこから手をつけるのか
 インクワイアリーのリードの仕方:具現化される性質
 インクワイアリーのリードの仕方:現実的な問題
 「層ごとに」役に立つ質問
 終わりに
第13章 許容すること/そのままにすること〈セッション5〉
 経験との異なる関わり方を育てる
 困難や問題を意図的に心に運び込む
 しかし,それは難しい
 身体と向き合う
 これは「許容している」のか,あるいは物事を修正する小賢しいやり方なのか?
 呼吸空間
 用心すべきこと
 マインドフルネスと慢性の痛み
 注釈
 セッション5―配布資料1 セッション5の要約:許容すること/そのままにすること
 セッション5―配布資料2 呼吸空間法を使う:応用のガイダンス
 セッション5―配布資料3 セッション5後の自宅実践
 セッション5―配布資料4 自宅実践の記録用紙―セッション5
 セッション5―配布資料5 「ゲストハウス」
第14章 思考は事実ではない〈セッション6〉
 認知療法とマインドフルネス認知療法で思考を扱う
 思考としての思考とともに座ること
 滝の後ろ側に立つ
 「心の中のテープ」の正体を見ること
 自宅実践を報告すること
 文脈,気分,思考が共謀して,他の視点から見ることを妨げるとき
 心のフレーム
 では次なるステップは何か?
 「思考との異なる関係」は単なる思考への反論ではない
 再燃の署名を見極める
 将来に備える
 セッション6―配布資料1 セッション6の要約:思考は事実ではない
 セッション6―配布資料2 思考を見る別の方法
 セッション6―配布資料3 再燃の予防
 セッション6―配布資料4 賢く不幸やうつを扱う―Ⅰ
 セッション6―配布資料5 セッション6後の自宅実践
 セッション6―配布資料6 自宅実践の記録用紙―セッション6
 セッション6―配布資料7 思考から一歩引く
 セッション6―配布資料8 連想のつながり
第15章 マインドフルネス実践の一日
 MBCT修了後の「その後」という,より大きな問題
第16章 「どうしたら最善の自己ケアができるのか」〈セッション7〉
 うつへの対処における活動の重要性
 自分自身のケアをする
 アンナの物語
 活動と気分のつながりに気づく
 気分が滑り落ちているときにとるべき行動
 呼吸空間法:行為の段階を加える
 気分が沈んでいるときに活動するためのヒント
 再燃/再発の兆候を扱う行動計画
 クラスを終える準備のために自宅実践を使う
 セッション7―配布資料1 セッション7の要約:「どうしたら最善の自己ケアができるのか」
 セッション7―配布資料2 うつに圧倒されそうなとき
 セッション7―配布資料3 消耗の漏斗(じょうご)
 セッション7―配布資料4 賢く不幸やうつを扱う―Ⅱ
 セッション7―配布資料5 セッション7後の自宅実践
 セッション7―配布資料6 自宅実践の記録用紙―セッション7
第17章 新たに学んだことを維持し広げる〈セッション8〉
 一回りして元の場所に戻る
 再発予防行動計画
 振り返り
 将来に目を向ける
 実践を維持する理由を自分に与える
 想定外の恩恵
 クラスを終了する
 セッション8―配布資料1 セッション8の要約:新たに学んだことを維持し広げる
 セッション8―配布資料2 日々のマインドフルネス
第18章 今一度:プログラムの支柱としての3分間呼吸空間法
 3分間呼吸空間法の全般的概要
 マインドフルネス認知療法プログラムの大黒柱としての3分間呼吸空間法

第Ⅲ部 評価と普及
第19章 マインドフルネス認知療法は有効か?
 無作為の力
 無作為化統制実験とマインドフルネス認知療法
 抗うつ薬投与に比べて,マインドフルネス認知療法はどの程度予防効果があるのか?
 メタ分析,マインドフルネス認知療法と再燃の予防
 うつの再燃を超えてマインドフルネス認知療法の応用範囲を拡大する
第20章 マインドフルネス認知療法はどのようにして効果を得るのか?
 マインドフルネス認知療法における変化のプロセスはどのようなものか
 マインドフルネス実践はどのように脳に影響するのか
 心を訓練して脳を変える
 マインドフルネスと悲しみの神経的表現
第21章 プログラムを紙上から臨床へと移す:MBCTのインストラクターとその患者のためのサポート
 あなた自身のマインドフルネス実践を始める
 マインドフルネス認知療法のインストラクターへのトレーニング・ガイドライン
 患者を支援する

エピローグ

文献
索引
オーディオファイル一覧
訳者あとがき

上記内容は本書刊行時のものです。