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景観法と景観まちづくり 西村 幸夫(編著) - 学芸出版社
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景観法と景観まちづくり (ケイカンホウトケイカンマチヅクリ)

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発行:学芸出版社
B5変型判
縦260mm
208ページ
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-7615-3131-7   COPY
ISBN 13
9784761531317   COPY
ISBN 10h
4-7615-3131-2   COPY
ISBN 10
4761531312   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2005年5月
書店発売日
登録日
2016年11月18日
最終更新日
2016年11月18日
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紹介

景観法の成立をうけて各地で景観まちづくりへの関心が高まっているが、景観法を実際の景観まちづくりに結びつけるには課題も多い。本書は、その課題を特に自治体の役割を中心に整理するとともに、課題解決の参考となる景観条例などの先行事例を都市景観、農村景観、町並み保全、市民との関わりなどのテーマごとに紹介する。

目次

序説―景観法の意義と自治体のこれからの課題

第1部 景観法と景観まちづくりの課題
◆景観法と自治体
景観法成立を受けて自治体が工夫すべきこと
景観法が拓く自治体法政策の可能性
景観条例と景観法の一体的活用に向けて
「景観権」の確立に向けて景観法をどう活かすか
景観行政における都道府県の役割と展開
屋外広告物法改正の意義と課題

◆景観マネジメントと建築デザイン
景観マネジメントの確立にむけて
建築デザインの重要性
連続性に関するノオト-景観と都市デザインの役割
バリアフリーと景観は矛盾するのか-対立から止揚へ

第2部 景観まちづくりの現場から
◆都市の景観行政
高度利用と誘導型まちなみ形成(大阪市)
「まもり」「つくり」「そだてる」景観形成(盛岡市)
総合的施策としての都市景観行政の実践と課題(那覇市)
二つの景観問題から見える景観行政の現状と課題(函館市)
市民が呼応する景観形成の取り組み(山形市)

◆景観誘導・景観形成
行政による景観の誘導方策(千葉市)
運河の保全から景観形成へ(小樽市)
景観アドバイス制度によるふるさと景観づくり(半田市)
良好な住宅地を守る景観施策(藤沢市)

◆眺望・背景づくり
後楽園の背景保全と中心市街地の景観形成(岡山市)
柔軟な高さ規制による熊本城周辺の景観形成(熊本市)
海峡を挟む関門景観形成(北九州市・下関市)

◆歴史を活かしたまちづくり
保存運動からまちづくりへ(川越市)
掘割を骨格とした景観形成(柳川市)
都市マスタープランを実現させる協働のまちづくり(伊勢市河崎)
面影と伝統工芸を活かした景観形成(水沢市)
パートナーシップによる歴史的まちづくり(萩市)
都市部における重層的な歴史的環境保全と防災(谷中地区)
条例による文化遺産マネジメントとまちづくり(太宰府市)

◆事業による景観創生
デザインマニュアル及びデザインガイドラインによる景観形成(幕張新都心)
優良建築物等整備事業による集団施設地区の再生(大雪山)
住民参加による街なみ環境整備事業の計画策定(大野市)
城下町風街づくり事業(掛川市)

◆自然・農村の風景づくり
自然風景地における景観行政と自然公園法(箱根町)
水と環境と人の繋がりを大切にする景観計画(小国町)
市民の趣味活動と田園景観向上の接点(見沼田んぼ)
沿道修景美化条例による沿道景観形成(宮崎県)

◆住い・建築と景観づくり
まちなみづくり100年運動と景観計画(金山町)
伝統的様式を継承した八尾型住宅と建築組織・八匠(越中八尾)
模型によるまちづくりシミュレーションと景観整備(三春町)
シャレット・ワークショップによる町並み景観の修復(高梁市)

◆市民主体の景観づくり188
風景を育む人が増殖しつづけるプロセスデザイン(世田谷区)
周辺環境の変化に対する商店街の取り組み(横浜の商店街)
まちづくりと動態的景観保全(神楽坂)

あとがき

著者プロフィール

西村 幸夫  (ニシムラ ユキオ)  (編著

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授。1952年福岡県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修了。明治大学助手、東京大学助教授を経て、1996年より現職。工学博士。著書に『都市保全計画』(東京大学出版会)、『西村幸夫都市論ノート』(鹿島出版会)、『環境保全と景観創造』(鹿島出版会)、『日本の風景計画』(共編著、学芸出版社)、『都市の風景計画』(共編著、学芸出版社)など。

中井 検裕  (ナカイ ノリヒロ)  (

東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。1958年大阪府生まれ。東京工業大学工学部社会工学科卒業、同大学院博士課程満期退学。2002年より現職。博士(工学)。著書に『日本の風景計画』『都市計画の挑戦』(以上、共著、学芸出版社)など。

小浦 久子  (コウラ ヒサコ)  (

大阪大学大学院工学研究科助教授。大阪生まれ。1981年大阪大学人間科学部卒業。民間コンサルタント会社勤務等を経て、1998年から現職。工学博士・技術士(都市及び地方計画)。著書に『職住共存の都心再生』(共著、学芸出版社)、『住環境 評価方法と理論』(共著、東京大学出版会)など。

北村 喜宣  (キタムラ ヨシノブ)  (

上智大学法学部・法科大学院教授。放送大学客員教授。1960年京都市生まれ。神戸大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程前期課程修了、カリフォルニア大学バークレイ校大学院「法と社会政策」研究科修士課程修了。法学博士。2001年より現職。行政法学・環境法学専攻。著書に『分権改革と条例』(弘文堂)、『自治体環境行政法〔第3版〕』(第一法規)、『条例による総合的まちづくり』(共著、学芸出版社)など。

内海 麻利  (ウチウミ マリ)  (

駒澤大学法学部政治学科助教授。1963年京都市生まれ。1986年同志社大学文学部卒業。1998年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。2003年駒澤大学法学部政治学科専任講師を経て現職。著書に『地方分権時代のまちづくり条例』『条例による総合的まちづくり』『都市・農村の新しい土地利用戦略』(以上、共著、学芸出版社)、『政策過程論』(共著、学陽書房)、『政策法務の新展開』(共著、ぎょうせい)など。

宇於﨑 勝也  (ウオザキ カツヤ)  (

日本大学理工学部建築学科助教授。1963年東京都生まれ。日本大学理工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科博士後期課程建築学専攻修了。博士(工学)。専門は都市計画。1993年日本大学理工学部助手、1998年より専任講師、2004年より現職。著書に『都市の計画と設計』(共著、共立出版)、『環境と資源の安全保障 47の提言』(共立出版)など。

浅野 聡  (アサノ サトシ)  (

三重大学工学部建築学科助教授。1964年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院博士課程修了。1998年より現職。著書に『市民参加のまちづくり』『まちづくりブック伊勢』(以上、共著、学芸出版社)、『町並み保全型まちづくり』『まちづくり学習』(以上、共著、丸善)、『日本の町並み』(共著、平凡社)、『まちづくり極意 くわな流』(共著、中日出版社)など。

板東 義雄  (バンドウ ヨシオ)  (

三重大学大学院工学研究科博士後期課程在学。1955年大阪府生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒業、三重大学大学院博士前期課程修了。(株)日設建築事務所代表取締役。著書に『日本の町並み』(共著、平凡社)など。

中田 千勇  (ナカタ カズトシ)  (

三重大学大学院工学研究科博士前期課程在学。1980年石川県生まれ。三重大学工学部建築学科卒業。

野中 勝利  (ナカノ カツトシ)  (

筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術学専攻助教授。1962年千葉県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院博士課程修了。工学博士。長銀総合研究所、早稲田大学理工学部助手などを経て現職。著書に『城下町の近代都市づくり』『図説・城下町都市』(以上、共著、鹿島出版会)、『「浜松企業」強さの秘密』(共著、東洋経済新報社)など。

小林 敬一  (コバヤシ ケイイチ)  (

東北芸術工科大学デザイン工学部環境デザイン学科助教授。1958年山口県生まれ。東京大学都市工学科卒業、同大学院修士課程修了。東京大学助手を経て1992年より現職。工学博士。

青木 仁  (アオキ ヒトシ)  (

東京電力(株)技術開発研究所主席研究員。1952年東京都墨田区生まれ。東京大学工学部建築学科修士課程修了。建設省、都市基盤整備公団を経て、2004年より現職。著書に『快適都市空間をつくる』(中公新書)、『なぜ日本の街はちぐはぐなのか』『日本型魅惑都市をつくる』(以上、日経新聞社)ほか。

曽根 幸一  (ソネ コウイチ)  (

株)曽根幸一環境設計研究所所長。1936年静岡県生まれ。1959年東京芸術大学建築学科卒業、1964年東京大学建築学科博士課程満期退学。東京大学都市工学科助手、環境設計研究所設立・主宰。芝浦工業大学システム工学部環境システム学科教授、現職。主な作品に、日本万国博覧会基幹施設レイアウト、長岡市市民体育館、幕張ベイタウンでの一連の仕事など。

窪田 亜矢  (クボタ アヤ)  (

工学院大学建築都市デザイン学科助教授。1968年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修了。(株)アルテップ、東京大学都市工学科助手などを経て現職。著書に『界隈が活きるニューヨークのまちづくり』(学芸出版社)など。

金井 亜弥  (カナイ アヤ)  (

工学院大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程在学。1980年東京都生まれ。工学院大学工学部建築都市デザイン学科卒業。

三宅 諭  (ミヤケ サトシ)  (

岩手大学農学部地域マネジメント学講座講師。1972年愛知県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科修了。工学博士。早稲田大学理工学総合研究センター助手、同センター客員講師を経て、2002年より現職。著書に『都市デザインとシミュレーション その技法とツール』(共著、鹿島出版会)。

池田 孝之  (イケダ タカユキ)  (

琉球大学工学部環境建設工学科教授。1946年横浜市生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。工学博士。1987年より現職。著書に『沖縄の景観』(共著、沖縄建設弘済会)、『地域からの発想』(編著、ひるぎ社)、『REBUILDING URBAN JAPAN AFTER 1945』(共著、Palgrave Macmillan)など。

山本 真也  (ヤマモト シンヤ)  (

函館市企画部次長。1954年北海道生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業。1978年より函館市に奉職。都市建設部景観保全課などを経て2004年より現職。著書に『函館の建築探訪』(共著、北海道新聞社)。

山畑 信博  (ヤマハタ ノブヒロ)  (

東北芸術工科大学デザイン工学部環境デザイン学科助教授。1959年横浜市生まれ。東京工業大学工学部建築学科卒業、同大学院博士課程修了。マサチューセッツ工科大学建築・都市研究所、建設省建築研究所を経て、1994年より現職。著書に『図説木造建築事典』(共著、学芸出版社)、『図解事典/建築のしくみ』(編著、彰国社)、『住まいを探る世界旅』(共著、彰国社)、『屋外広告の知識』(共著、ぎょうせい)など。

野澤 康  (ノザワ ヤスシ)  (

工学院大学工学部建築都市デザイン学科教授。1964年北海道生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院博士課程修了。博士(工学)。2005年より現職。著書に『まちづくりデザインのプロセス』(共著、日本建築学会)、『住環境 評価方法と理論』(共著、東京大学出版会)など。

佃 信雄  (ツクダ ノブオ)  (

小樽市市民部長。1951年北海道生まれ。北海道教育大学札幌分校卒業。1975年小樽市奉職。2005年より現職。

瀬口 哲夫  (セグチ テツオ)  (

名古屋市立大学大学院芸術工学研究科教授。
1945年大分県生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業、東京大学工学系大学院博士課程満期修了。工学博士。1996年より現職。著書に『わが街 ビルヂング物語』(樹林舎)、『名古屋をつくった建築家・鈴木禎次』(C & D出版)など。

高橋 志保彦  (タカハシ シオヒコ)  (

神奈川大学工学部建築学科教授。(中国)武漢理工大学客員教授。1936年新潟県生まれ。早稲田大学第一理工学部建築学科卒業、ハーバード大学大学院修士課程修了。1988年より現職。著書に『ショッピングモールの設計計画』(彰国社)、『都市環境のデザイン』(プロセスアーキテクチュア)、『環境・景観デザイン百科』(共著、彰国社)ほか。作品に「横浜馬車道計画」「開港広場」「富山駅北ブールバール」「仙台一番町モール」「銀座西並木通り」など多数。

上野 法広  (ウエノ ノリヒロ)  (

1987年藤沢市役所入所。計画建築部建築指導課、公共建築課を経て、現在、計画建築部都市計画課主査。

澁谷 俊彦  (シブヤ トシヒコ)  (

山陽学園短期大学教授。1953年岡山県生まれ。神戸大学大学院工学研究科建築学専攻修了。1985年より現職。岡山県環境審議会委員。倉敷市伝統的建造物群等保存審議委員。著書に『中国地方の町並み』(共著、中国新聞)、『別冊太陽 日本の町並みⅡ』(共著、平凡社)など。

本間 里見  (ホンマ リケン)  (

熊本大学大学教育機能開発総合研究センター助教授。工学博士。1966年新潟生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、フランクフルト美術大学建築科修了、1996年熊本大学工学部環境システム工学科助手、2003年より現職。著書に『建築を拓く』(共著、鹿島出版会)など。

出口 敦  (デグチ アツシ)  (

九州大学大学院人間環境学研究院都市・建築学部門助教授。1961年東京都生まれ。東京大学卒業、東京大学大学院工学研究科都市工学専攻博士課程修了。工学博士。1993年より現職。著書に『市街地再生と持続可能なまちづくり』(共著、学芸出版社)、『まちづくりデザインのプロセス』(共著、日本建築学会)など多数。

鵜木 千里  (ウノキ チサト)  (

九州大学大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻修士課程在学。1980年兵庫県生まれ。九州大学工学部建築学科卒業。

高橋 美保子  (タカハシ ミホコ)  (

九州大学大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻修士課程在学。1972年山口県生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業、福岡市役所勤務を経て現在に至る。研究論文に「移動アクティビティにより排出されるCO2と土地利用の関係に関する研究 ―福岡市を事例として―」(『日本建築学会計画系論文集』第588号、2005年2月)など

荒牧 澄多  (アラマキ スミカズ)  (

川越市まちづくり部まちづくり計画課都市景観係長。1956年埼玉県川越市生まれ。東京都立大学工学部建築工学科卒業、同大学院修士課程終了。営繕課、川越駅東口再開発事務所、文化財保護課を経て2004年より現職。NPO法人川越蔵の会会員。著書に『川越の蔵造り-川越市指定文化財調査報告書』(共著、川越市)ほか。

佐伯 純子  (サエキ ジュンコ)  (

九州大学工学部建築学科在学。1981年福岡県生まれ。

清水 李太郎  (シミズ リタロウ)  (

九州大学大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻修士課程在学。1979年福岡県生まれ。九州大学工学部建築学科卒業。

熊野 稔  (クマノ ミノル)  (

国立徳山工業高等専門学校環境建設専攻科助教授。工学博士。技術士(建設部門・都市及び地方計画)。一級建築士。1959年2月広島市生まれ。山口大学工学部、下関市立大学経済学部非常勤講師等を経て現職。著書に『ポケットパーク』(都市文化社)、『最新 都市計画〔第3版〕』『地域計画〔第2版〕』『都市景観の環境デザイン』(以上、共著、森北出版)ほか多数。

亀野 辰三  (カメノ タツミ)  (

国立大分工業高等専門学校都市システム工学科教授。工学博士。慶應義塾大学経済学部卒、大分大学大学院工学研究科博士後期課程修了。交通工学研究会研究奨励賞、日本測量協会論文奨励賞、日本道路公団九州支社長賞受賞。著書に『街路樹・みんなでつくるまちの顔』(公職研)、『環境計画総論』(鹿島出版会)ほか多数。

椎原 晶子  (シイハラ アキコ)  (

東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学保存修復(建造物)専攻非常勤講師。特定非営利活動法人たいとう歴史都市研究会副理事長。1963年神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業、同大学院環境造形デザイン専攻修士課程修了、同博士課程単位取得退学。(株)山手総合計画研究所勤務の後、2000年より現職。まちづくりグループ谷中学校運営人。著書に『新・町並み時代』(共著、学芸出版社)など。

中村 文美  (ナカムラ フミ)  (

東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学保存修復(建造物)専攻非常勤講師。特定非営利活動法人たいとう歴史都市研究会副理事長。1976年北海道生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業、東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学保存修復(建造物)修士課程修了。2001年より上野桜木の明治屋敷「市田邸」に住み、伝統建物の保存修復活用を実践。2003年より現職。

白神 博昭  (シラガミ ヒロアキ)  (

山口県まちづくり支援研究会主任研究員。
1976年山口県生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学)大学院芸術工学研究科博士後期課程単位取得退学。2004年より現職。

西山 徳明  (ニシヤマ ノリアキ)  (

九州大学大学院芸術工学研究院教授。1961年福岡県生まれ。京都大学工学研究科博士後期課程単位取得退学。1992年より九州芸術工科大学助手、助教授、教授を経て2004年より現職。著書に『文化遺産マネジメントとツーリズムの現状と課題』(編著、国立民族学博物館調査報告51) 、『まちづくり教科書 第2巻 町並み保存型まちづくり』(共著、丸善)。

松田 和紀  (マツダ カズノリ)  (

千葉県企業庁地域整備部幕張新都心整備課計画整備室副主幹。1951年長野県生まれ。74年千葉大学工学部建築学科卒。74~78年シマ一級建築士事務所勤務。78年千葉県入庁。2003年から現職。

橋場 光  (ハシバ ヒカル)  (

(株)CSPT地域計画機構代表取締役。1943年北海道生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業、同大学院修士課程修了。1968年(株)スペースコンサルタンツ勤務の後、23年間九州芸術工科大学助手、北海道東海大学講師、助教授、教授。1992年(株)CIS計画研究所研究部長を経て1999年より現職。

野嶋 慎二  (ノジマ シンジ)  (

福井大学工学部建築建設工学科助教授。1960年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。早稲田大学大学院理工学研究科修士・博士課程修了。1998年より現職。著書に『住み続けるための新まちづくり手法』(共著、鹿島出版会)、『中心市街地再生と持続可能なまちづくり』(共著、学芸出版社)。

松本 泰生  (マツモト ヤスオ)  (

早稲田大学理工学総合研究センター客員講師。1966年静岡県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科博士課程修了。工学博士。2004年10月より現職。著書に『二十一世紀の日本のかたち─生命の網の目社会をはぐくむ─』(共著、彰国社)。

安藤 義和  (アンドウ ヨシカズ)  (

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程在学。1974年神奈川県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院修士課程修了。

高木 淳二  (タカギ ジュンジ)  (

(株)高木冨士川計画事務所代表取締役。1952年岐阜県生まれ。東京都立大学工学部建築工学科卒業、1986年より現職。

立石 美樹  (タテイシ ヨシキ)  (

(株)高木冨士川計画事務所研究員。
1978年鹿児島県生まれ。熊本大学文学部地域科学科地理空間学分野卒業、2002年より現職。

田島 寛子  (タジマ ヒロコ)  (

(株)都市環境研究所研究員。1979年千葉県松戸市生まれ。芝浦工業大学システム工学部環境システム学科卒業、同大学院工学研究科建設工学専攻修士課程修了。2004年より現職。修士論文は「市民による緑地資源の保全と管理の課題とあり方-埼玉県見沼田圃における取り組みを中心として-」。

中原 慎一郎  (ナカハラ シンイチロウ)  (

九州大学大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻博士後期課程在学。1978年福岡県生まれ。鹿児島大学工学部建築学科卒業、同大学大学院修士課程修了。

片山 和俊  (カタヤマ カズトシ)  (

東京藝術大学美術学部建築科教授。1941年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部建築科卒業、同大学院修士課程修了。2000年より現職。「彩の国(埼玉県)ふれあいの森森林科学館宿泊棟」(日本建築家協会新人賞)ほか住宅作品多数。「金山町まちなみづくり100年運動」で日本建築学会賞(業績)、受賞。著書に『空間作法のフィールドノート』(彰国社)など。

小柳 健  (オヤナギ タケシ)  (

(株)ヒューマンネット勤務。1980年新潟県生まれ。新潟大学工学部建設学科卒業、同大学院博士前期課程修了。2004年より現職。著書に『日本の町並みⅠ 近畿・東海・北陸』(共著、平凡社)など。

岩田 司  (イワタ ツカサ)  (

独立行政法人建築研究所住宅・都市研究グループ上席研究員兼研究主幹。1957年兵庫県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院博士課程修了。工学博士。1989年建設省建築研究所入所。2001年国土交通省国土技術政策総合研究所。2004年より現職。論文に「三春のまちづくり」(渡邊定夫編『アーバンデザインの現代的展望』、鹿島出版会)、「HOPE計画の展開とその評価」(玉置伸吾編『地域と住宅』、頸草書房)、「HOPE計画の20年」(『国土技術政策総合研究資料』 151、国土交通省国土技術政策総合研究所)。

小林 正美  (コバヤシ マサミ)  (

明治大学理工学部建築学科教授。(株)アルキメディア設計研究所主宰。1954年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院工学系研究科修士課程、ハーバード大学大学院修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。79~85年丹下健三・都市建築設計研究所勤務、2001~02年ハーバード大学客員教授、明治大学講師、助教授を経て2003年より現職。著書に『ボストン建築探訪』(丸善)、 『デザインされた都市、ボストン』(共編、プロセスアーキテクチャー)、『東京再生』(共著、学芸出版社)、『InterventionsⅡ(都市への介入Ⅱ)』(鹿島出版会)など。

古市 修  (フルイチ オサム)  (

明治大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程在学。1971年東京都生まれ 。明治大学理工学部建築学科卒業、同大学理工学研究科修士課程修了、同大学理工学部助手を経て現在に至る。

竹地 直記  (タケチ ナオキ)  (

明治大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程在学。1974年愛知県生まれ。明治大学理工学部建築学科卒業、同大学理工学研究科修士課程修了、1999~2003年(株)日本設計勤務、明治大学理工学部助手を経て現在に至る。

岡田 雅代  (オカダ マサヨ)  (

おかだプランニングラボ主宰、特定非営利活動法人ドゥタンクたまじん代表理事。東京都生まれ。横浜国立大学工学部建築学科卒業、東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。工学博士。2003年より現職。論文に「目標空間イメージに着目した街並み形成に関する研究-下馬3・6丁目を事例として-」(『都市計画学会論文集』33)、「住民提案型地区まちづくりの公共計画化に関する研究」(東京工業大学学位論文、2002年)ほか。

千葉 晋也  (チバ シンヤ)  (

石塚計画デザイン事務所取締役。世田谷ネット理事、NPO法人せたがや子育てネット理事、まちづくり支援工房世田谷社理事。1970年札幌生まれ。北海道教育大学教育学部芸術文化課程美術科卒業。早稲田大学専門学校都市デザインコース一期生。最近の論文に「地域からボトムアップで拡がる風景づくり」(『季刊まちづくり』5号、学芸出版社)。

坂井 えりか  (サカイ エリカ)  (

(株)石塚計画デザイン事務所。1978年東京生まれ。中央大学法学部政治学科卒業。2001年より現職。

松本 篤  (マツモト アツシ)  (

アトリエHOR代表。1952年兵庫県生まれ。東京大学都市工学科卒業、同大学院修士課程修了。1987年より現職。日本大学理工学部非常勤講師、世田谷区風景づくり活動団体「せたがやカフェ」代表。著訳書に『集合住宅ファイルブック』(共著、鹿島出版会)、『工業都市の誕生』(翻訳、井上書院)、ほか。一級建築士、技術士(都市及び地方計画)。

成嶋 千鶴  (ナルシマ チヅル)  (

芝浦工業大学大学院工学研究科建設工学専攻修士課程在学。1981年千葉県生まれ。東京電機大学工学部建築学科卒業。

桑田 仁  (クワタ ヒトシ)  (

芝浦工業大学システム工学部環境システム学科助教授。1968年埼玉県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院博士課程中退。2003年より現職。『都市 この小さな国の』(共訳、鹿島出版会)。

山下 馨  (ヤマシタ カオル)  (

NPO法人粋なまちづくり倶楽部常務理事兼事務局長。有限会社山下馨建築アトリエ代表取締役。1952年東京都神楽坂生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。建築設計の他、都市計画、まちづくり活動、行政の委員会などに参画。1999年より粋なまちづくり倶楽部を準備し、2003年法人化。元共栄学園短期大学住居学科講師。

上記内容は本書刊行時のものです。