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建築・まちづくりのための 空き家大全 田村 誠邦(著/文 | 編集) - 学芸出版社
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建築・まちづくりのための 空き家大全 (ケンチクマチヅクリノタメノ アキヤタイゼン)

工業・工学
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発行:学芸出版社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ20mm
236ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-7615-2911-6   COPY
ISBN 13
9784761529116   COPY
ISBN 10h
4-7615-2911-3   COPY
ISBN 10
4761529113   COPY
出版者記号
7615   COPY
Cコード
C0052  
0:一般 0:単行本 52:建築
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年11月1日
書店発売日
登録日
2024年9月12日
最終更新日
2024年10月24日
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紹介

問題と対策、活用策のすべてがこの1冊でわかる。
空き家が生まれるメカニズム、関わる法律や税制から、行政の空き家対策、空き家を活用するための手法、その仕組みや担い手について、50のキーワードと、50の事例によって、見開きでわかりやすく整理した。行政や事業者はもちろん、空き家に悩む地域の人々のための手引き。

目次

 はじめに

■1部 空き家を知る25のキーワード

◎1章 空き家とは
01 空き家は何が問題か
02 所有者の責任とリスク
03 統計に見る空き家
04 建築の寿命と空き家
05 世界と日本の空き家

◎2章 空き家はなぜ生まれるか
06 減っていく世帯
07 人口減少時代のスプロール
08 立地適正化計画の限界
09 過剰供給される新築住宅
10 日本の住宅市場の特殊性
11 取り残される既存住宅の性能
12 市場で評価されない既存住宅
13 解体を阻む除却コスト
14 空き家を残してしまう税制…… 40

◎3章 行政に何ができるか
15 空き家政策の枠組み
16 空家法と「特定空家等」…… 46
17 空き家除却をどう促すか
18 自治体による空き家調査
19 空き家バンク
20 空き家のよろず相談窓口
21 移住施策への展開
22 セーフティネットとしての空き家
23 農家住宅等の空き家活用
24 政策に係る財源とマンパワー
25 世界の空き家政策

■2部 空き家を活かす25のキーワード

◎4章 暮らしを広げる
26 リノベーションする
27 空き家に移住する
28 二地域を住みこなす
29 多拠点を使いこなす
30 繋げて使う
31 群で使う
32 共同の住まいにする
33 暮らしとまちを継承する

◎5章 用途を変える
34 商いの場にする
35 働く場にする
36 地域の場にする
37 文化の場にする
38 福祉の場にする
39 子どもの居場所にする
40 地域を変える核にする
41 アドホックに使う
42 更地に戻す

◎6章 仕組みと担い手
43 マッチングサービス
44 サブリース
45 住まいの終活
46 DIYリノベーション
47 コミュニティ大工
48 居住支援の受け皿
49 地域コミュニティ
50 地域再生組織

■3部 空き家を活かした50の事例

◎暮らしを広げる
51 リノベーションミュージアム冷泉荘 ── 賃貸住宅をクリエイターの活動拠点に
52 NAWATE PROJECT ── 減築により現れた鳥居と中庭のある複合施設
53 大地の芸術祭空き家プロジェクト ── 空き家を「アート空間」として蘇らせる
54 きら星BASE ── 移住者をパッケージで支援
55 いえかつ糸魚川 ── 移住したい人、移住して商売をやりたい人を応援する
56 NPO法人南房総リパブリック ── 二地域居住を通じて地域の豊かさを未来に残す
57 つるおかランド・バンク ── 空き家・空き地を一体整備して有効活用する
58 ニコイチ ── 団地の2戸1化リノベーション
59 オビハウス ── 向かい合う2棟の部屋をワンセットにして貸す
60 輪島カブーレ ── 地域に点在する複数の空き家を再生してまちづくり
61 NIPPONIA ── 古民家再生によるアルベルゴ・ディフーゾ
62 鞆の浦さくらホーム ── まち全体に点在する事業所で地域共生社会を実現する
63 松原憩いの家 ── 2世帯住宅を活かした子どものための住まい
64 住宅遺産トラスト ── 価値ある住宅と環境を後世に継承する仕組み
65 スミツグハウス西棟・東棟 ── 住み継ぎ、地域を繋げる団らんの宿

◎用途を変える
66 ジョンソンタウン ── 米軍ハウス地区に個性豊かな店が集まる
67 新大門商店街 ── 個性ある店主による時代と地域を繋ぐ新しい商いの場
68 ゲストハウス架け橋 ── 震災復興をきっかけに始まった展開
69 仏生山まちぐるみ旅館 ── まちを旅館に見立て、資源を繋げる
70 市街化調整区域における空き家活用施策 ── 住民の計画策定で賃貸活用へ
71 茶山ゴコ ── 住宅地の戸建住宅を仕事と暮らしの場に
72 えんがわオフィス ── サテライトオフィスから始まる地方創生
73 JOCA大阪 ── 古い「文化住宅」を地域に開いたオフィスに
74 博労町まちかどサロン ── 空き町家を自治会が改修し多世代の集いの場に
75 星空の小さな図書館 ── 過疎地で小さな文化拠点をつくる
76 おらとこ ── 民家を改修した富山型デイサービスと小規模多機能
77 大曽根住宅 ── 団地の空き住戸と店舗を高齢者住宅+地域拠点に
78 子育てシェアスペースOmusubi ── 地域に暮らす女性のための複合施設
79 陽だまり保育園 ── 築250年の古民家を移築再建して園舎に
80 のあそびLodge ── 駅前の空きホテルを再生した"みんなのタマリバ"…… 184
81 巻組 ── 空き家をクリエイティブな人を繋げる場に
82 ひのさと48 ── 団地の1棟を残し生活利便・コミュニティ施設に
83 カシニワ制度 ── 身近な空き地を「地域の庭」にする
84 みんなのうえん ── やりたいことにチャレンジできる都市農園
85 クロスロード宮町 ── 除却と跡地活用による中心市街地循環再生モデル

◎仕組みと担い手
86 空き家見学会 ── 人と場の出会いづくり
87 家いちば ── 空き家の買い手を自分で探すための掲示板
88 さかさま不動産 ── 借りたい人のやりたい想いを貸したい人に繋ぐ
89 空き家・空き地地域利用バンク ── 行政による所有者と地域活動の担い手の橋渡し
90 住民自治協議会による空き家バンク ── 住民による丁寧なサポート
91 賃料一括前払いのサブリース ── 大阪府不動産コンサルティング協会を中心とした取組み
92 梼原町移住定住促進住宅 ── 自治体による空き家の移住者向けサブリース
93 早期決断シート ── 所有者の意思決定を促す仕組み
94 九州DIYリノベWEEK ── 広がるまちづくりの広域ネットワーク
95 加藤潤さんと頴娃おこそ会 ── 空き家再生に伴走する新たな職能
96 大牟田市ライフサポートセンター ── 空き家と福祉を繋げ、循環させる居住支援
97 ニシイケバレイ ── コミュニティを繋ぎ地域価値を高めるオーナー
98 いずみサロンとタウンサポート鎌倉今泉台 ── 住民のNPOが運営する地域活動拠点
99 尾道空き家再生プロジェクト ── ボトムアップ的まちづくりの参照源
100 泉北ほっとけないネットワーク ── 高齢化したニュータウンを住み継ぐ

 出典リスト
 より深く学ぶための参考文献
 事例マップ
 キーワードと事例マトリックス

著者プロフィール

田村 誠邦  (タムラ マサクニ)  (著/文 | 編集

株式会社アークブレイン代表取締役

加藤 悠介  (カトウ ユウスケ)  (著/文 | 編集

金城学院大学生活環境学部環境デザイン学科教授

橋田 竜兵  (ハシダ リョウヘイ)  (著/文 | 編集

岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域講師

樋口 秀  (ヒグチ シュウ)  (著/文 | 編集

新潟工科大学工学部建築都市学系教授

森田 芳朗  (モリタ ヨシロウ)  (著/文 | 編集

東京工芸大学工学部教授

渡邊 史郎  (ワタナベ シロウ)  (著/文 | 編集

国立研究開発法人建築研究所建築生産研究グループ 主任研究員

浅野 純一郎  (アサノ ジュンイチロウ)  (著/文

豊橋技術科学大学大学院教授

大原 一興  (オオハラ カズオキ)  (著/文

横浜国立大学学長特任補佐・名誉教授

菊地 吉信  (キクチ ヨシノブ)  (著/文

福井大学学術研究院工学系部門建築建設工学講座准教授

鈴木 雅之  (スズキ マサユキ)  (著/文

千葉大学大学院国際学術研究院教授

西野 辰哉  (ニシノ タツヤ)  (著/文

金沢大学理工研究域地球社会基盤学系教授

松村 秀一  (マツムラ シュウイチ)  (著/文

神戸芸術工科大学学長

上記内容は本書刊行時のものです。