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江戸のなかの日本、日本のなかの江戸
価値観・アイデンティティ・平等の視点から
発行:柏書房
縦220mm
415ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2016年12月
- 登録日
- 2017年3月23日
- 最終更新日
- 2017年3月23日
紹介
名誉、兄弟喧嘩、悪ガキ、国学者、琉球・沖縄、春画、エロス、聖人、『学問ノスゝメ』、賎民、國體、国民国家、ナショナリズム…多種多様な視点から18・19世紀の日本を改めて捉え直す。
目次
十八世紀と十九世紀の価値観・アイデンティティ・平等について
第1部 実践の中の価値観(トビウオが跳ねるのを待ちながら-江戸の人々が実践した価値観と個性を再訪する
賢兄愚弟-平田派に見る兄弟間の競争
悪ガキであること-江戸時代の子供たちの反抗の倫理)
第2部 アイデンティティの構築(近世における個性と集団的アイデンティティの同時発生
ある平田派国学者の再生-鶴舎有節と『加賀鍋』日誌
新たな文化、新たなアイデンティティ-十九世紀に沖縄人・日本人になるということ)
第3部 エロスの情緒性とパロディ(エロスの情緒性を求めて江戸へ
「性」と「聖」とを繋ぐ笑い-パロディ繚乱の江戸文化)
第4部 平等と近代性(近代日本の奔放なる起源-万亭応賀と福澤諭吉
花盛りの物語-大江卓、神戸、そして明治「奴隷解放」の背景
関係的同一性から種的同一性へ-平等と國體(ナショナリティ)について)
上記内容は本書刊行時のものです。