..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
テストステロン
ヒトを分け,支配する物質
発行:化学同人
46
388ページ
定価
3,000 円+税
3,300 円(税込)
- 初版年月日
- 2024年5月30日
- 書店発売日
- 2024年5月27日
- 登録日
- 2023年8月28日
- 最終更新日
- 2024年7月9日
書評掲載情報
2024-07-14 |
読売新聞
朝刊 評者: 為末大(元陸上選手) |
MORE | |
LESS |
紹介
テストステロンが人間の体に与える影響は強大で,遺伝子や文化と協調し,男女の身体と行動を多種多様なものにする.
人間の行動に性差がある理由について意見は分かれるが,科学的には明らかである.
しかし,だからといって,ジェンダーの不平等さや家父長制的な価値観を支持することはない.
むしろ,テストステロンを理解することは,私たちは自分自身と互いをよりよく理解し,より公平で安全な社会を築くことに繋がるはずである.
テストステロンはヒトの心を,身体を,行動をどのように形成するのか?
本書は私たちがテストステロンを深く理解する機会を提供し,「ヒトとは何か?」という問いと改めて向き合うきっかけを与えるだろう.
目次
1章 テストステロンを巡る冒険
2章 内分泌とは
3章 テストステロンをひとさじ
4章 頭の中のテストステロン
5章 優位性
6章 角と攻撃性
7章 暴力的な男たち
8章 性行動
9章 性転換とテストステロン
10章 さあ、テストステロンの話をしよう
上記内容は本書刊行時のものです。