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出版者情報
南天の花 神田職人えにし譚
発行:角川春樹事務所
文庫判
縦152mm
横105mm
厚さ10mm
重さ 150g
280ページ
定価
680円+税
- 初版年月日
- 2025年2月18日
- 書店発売日
- 2025年2月14日
- 登録日
- 2024年12月2日
- 最終更新日
- 2025年2月3日
紹介
「南天」には「難転」、つまり「災い転じて福となす」という意が込められている──縫箔師・咲の職人仲間である修次が世話になった老人・喜兵衛が余命僅からしい。
死ぬ前に生き別れになった娘と会わせてやりたいと居場所を探す修次だが、喜兵衛は娘に迷惑を掛けたくないと会いたがらない。
ただ喜兵衛は、亡き妻が嫁入り道具として持たされ、大切にしていた筥迫を、今度は自分が娘に贈ってやりたいという。
咲は修次と共にその思いを受けて、針を握る──。
市井に生きる人々の縁を温かに描く、傑作人情時代小説第七弾!
上記内容は本書刊行時のものです。