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高次脳機能障害を解きほぐす 臨床推論と理学療法介入 渡辺 学(著) - メジカルビュー社
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高次脳機能障害を解きほぐす 臨床推論と理学療法介入 (コウジノウキノウショウガイヲトキホグスリンショウスイロントリガクリョウホウカイニュウ)

医学
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B5判
縦260mm
176ページ
定価 4,000 円+税   4,400 円(税込)
ISBN
978-4-7583-1926-3   COPY
ISBN 13
9784758319263   COPY
ISBN 10h
4-7583-1926-X   COPY
ISBN 10
475831926X   COPY
出版者記号
7583   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年3月
書店発売日
登録日
2020年12月29日
最終更新日
2020年12月29日
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紹介

高次脳機能障害は症状・背景ともに数多くの要素が絡み合っているため,リハビリテーション医療のなかでも特に難解とされている。本書は高次脳機能障害の理学療法場面において,多彩な症状をどう評価すればよいのか,どのように介入すればよいのかを整理し簡潔に示している。
「リーチがずれる」「左側に気づかない」など臨床症状に基づく構成とし,それぞれ関連する高次脳機能障害を挙げて,鑑別方法,理学療法評価,治療介入を示している。特に治療介入については「文献的エビデンス」で科学的根拠を充実させている。また,認知機能よりもさらに低次レベルからの介入として「視機能からの介入」も記述している。

目次

Ⅰ 概論
 1 高次脳機能障害とは
  認知機能とは
  認知機能と高次脳機能との違い
  認知心理過程
  神経機能的認知処理過程
  高次脳機能障害
  階層的高次脳機能障害
 2 高次脳機能障害と理学療法
  感覚運動統合
  環境適応のための行動要素
  高次脳機能障害の評価における理学療法の役割
  高次脳機能障害の治療における理学療法の役割
 3 視機能と高次脳機能障害
  視覚は現実か
  視覚の脳内処理
  視覚認知障害
  視覚と視機能
  視機能の障害
 4 視機能と視覚認知
  視野と視力
  立体視と両眼視機能
  大脳における階層的視覚処理
  視覚性注意と恒常性
 5 視機能と運動
  眼と手の協調
  視空間認知能力
  眼球運動と姿勢
  視覚と姿勢バランス
  視覚と歩行
  視覚的イメージと身体
  他者の動きの知覚
  一人称的イメージと三人称的イメージ
  眼球運動の神経機構
 6 視機能からの理学療法
  眼球運動トレーニング
  眼と身体の協応トレーニング
  イメージ・トレーニング
  メンタル・リハーサル
  動作の言語誘導
  動作の視線誘導
 
Ⅱ 行為の障害
 1 リーチがずれる 主に頭頂葉損傷に由来するリーチ障害
 2 握り方が不自然 主に頭頂葉損傷に由来するpreshaping 障害
 3 物品を扱うのが拙劣 主に道具の使用障害
 4 動作をマネできない 主に模倣障害
 5 動作の手順がおかしい 主に系列的操作の障害
 6 左右の手で反する行為をする 主に脳梁離断症候群
 7 社会生活に適応できない 主に遂行機能障害
 8 半身を動かそうとしない 主に運動無視
 9 なかなか動き出さない 主に運動開始困難
 10 同じことを繰り返す 主に運動性保続
 11 勝手に行動を起こす 主に道具の強迫的使用
 12 握って離さない 主に把握現象
 
Ⅲ 認知の障害
 1 左側に気づかない 主に半側空間無視
 2 左手を自分のものと思わない 主に半側身体失認
 3 病識に乏しい 主に病態失認
 4 椅子やベッドに不適切な姿勢をとる 主に頭頂葉損傷による空間定位障害
 5 姿勢矯正に抵抗する 主にpusher 症候群
 6 壁にぶつかる 主に視覚性注意障害
 7 衣服を着るのが不適切 主に着衣障害
 8 左右を間違える 主にゲルストマン症候群
 9 物を探し出すことができない 主に視覚性失認
 10 道に迷う 主に地誌的失見当識
 11 周囲のものが気になる 主に注意障害

著者プロフィール

渡辺 学  (ワタナベ サトル)  (

北里大学メディカルセンター リハビリテーションセンター 係長

上記内容は本書刊行時のものです。