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修復の鑑 : 交差する美学と歴史と思想
発行:ありな書房
縦220mm
686ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年12月
- 登録日
- 2016年3月21日
- 最終更新日
- 2016年3月21日
紹介
イタリア美術における保存修復は、その歴史の厚みと作例の豊富さにおいてパラダイム的な意味をもつ。修復家、科学技術官、学芸員、美術史家たちの協力と対立。コレクターや公衆の趣味。スポンサーの思惑とマスメディアの戦略。現代美術におけるメディウム保存上の困難。保存されるべき加筆と除去しがたい補完。これらの重層性と競合のなかで、"保存修復の哲理"を問いただす論争の書。
目次
起源
前提
基準化と方向づけ
ドキュメンテーション
芸術と科学
修復家
フレスコ画
技法
裏打ちと基底材
シノピアと洗浄
さらに洗浄について-顔料、現代美術、フレスコ画
彫刻の洗浄、賦彩と展示の問題
加筆
補完-介入の方法
ワニス
再びワニスをめぐって、ペッテンコファー法、照明の問題
上記内容は本書刊行時のものです。