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錦絵の彫と摺 石井研堂(著) - 芸艸堂
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錦絵の彫と摺 (ニシキエノホリトスリ)

芸術
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発行:芸艸堂
B5判
重さ 640g
154ページ
定価 13,000 円+税   14,300 円(税込)
ISBN
978-4-7538-0349-1   COPY
ISBN 13
9784753803491   COPY
ISBN 10h
4-7538-0349-X   COPY
ISBN 10
475380349X   COPY
出版者記号
7538   COPY
Cコード
C0071  
0:一般 0:単行本 71:絵画・彫刻
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年12月16日
最終更新日
2025年12月16日
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書評掲載情報

2026-05-23 東京新聞/中日新聞  朝刊
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紹介

浮世絵の華やかな世界の背後には、絵師の筆致を機に刻み、色を摺り重ねた無数の職人たちの手がありました。絵師が表舞台の主役だとすれば、彫師と摺師はその舞台を支える名脇役と言えるでしょう。

「絵師の名は作品とともに語り継がれる一方で、職人たちの姿は歴史の陰に埋もれてしまう」

著者である石井研堂は、『錦絵の彫と摺』において、そうした彫師・摺師の精緻な技を、記録として後世に遺すことを己の使命としました。本書は、職人たちの存在とその手業に注目し、浮世絵制作の全貌を道具・工程・技術の面から可能な限り記録した、錦絵研究の精華です。
専門家のみならず、初心者の方にもその魅力を味わっていただけるよう、口絵には現代の摺師が手がけた「版画工程見本」を付しました。江戸の風雅を今に伝える和装本の佇まいとともに、受け継がれる伝統の技にぜひ触れてみてください。

目次

【錦絵の彫と摺 目次】
・自序
・良著再復刊の喜び─礼賛と要慎─ 鈴木重三
・版画工程見本(彩色木版) 六図三葉
・口絵(モノクロ) 八葉
・第一章 錦絵以前の版画
・第二章 錦絵の完成  無名の発明家/錦絵の災厄史料
・第三章 錦絵製作の一般概説
・第四章 原画  画稿と版下/版下の糊着
・第五章 版材  版材の種類/板屋/巨大の版木
・第六章 彫の一  刀及び雑具/刀繫類/雑具
・第七章 彫の二  彫法(版下の筆画を明に見る法/彫る時の版の位置/執刀法/線と地の彫/輪郭の切廻し/見当/続き絵の重ね方の不自然)
・第八章 彫の三色板  色わけ/色分けの彫/色分けの古今の相違/特殊の色板
・第九章 摺法の一  錦絵用の紙/絵の具/摺具
・第十章 摺法の二  摺法/摺方の諸法/各種秘訣
・第十一章 彫師と摺師  彫師/摺師
・「石井研堂と浮世絵の世界」 山下恒夫
・石井研堂・浮世絵関係論考執筆一覧付

著者プロフィール

石井研堂  (イシイケンドウ)  (

石井研堂(いしい・けんどう) (1865-1943)
慶応元年(1865) 6月、奥州二本松領郡山村(現福島県郡山市)生まれ。本名民司。21歳で漢学者岡門の私塾に入門。以後、少年雑誌の編集者や吉野作造を中心とする明治文化研究会の重鎮として『明治文化全集』の刊行事業に尽力するなど、多方面にわたり活躍する一方で、多くの著書をのこしている。昭和18年(1943)12月7日79歳にて歿。代表作に『明治事物起原』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。