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VOL 05
初版
発行:以文社
A5判
縦218mm
横155mm
厚さ16mm
280ページ
並製
定価
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2011年6月
- 書店発売日
- 2011年6月29日
- 登録日
- 2011年7月14日
- 最終更新日
- 2018年7月30日
紹介
思想誌『VOL』の第5号は、エピステモロジー(科学認識論)を特集する。震災後の世界で明らかになったのは、いまこそ科学、つまり私たちの「自然に対する認識の枠組」を根本から変えるときである、ということではないか。〈知〉のテクノクラート化(専門化)によって萎縮させられた私たちの思考を鍛え直し、もう一度〈知〉の攪乱・交雑を生じさせ、近代的な〈知〉の枠組に揺さぶりをかけるべく、第一線のエピステモローグたちが才筆をふるう。
目次
【コンテンツ】
1.宣言/問題提起
宣言文「エピステモロジー宣言」
近藤和敬「カヴァイエスの問題論的観点からみた科学的構造の生成」
2.真理論
中村大介「問題としてのイデアと一なる〈宇宙〉」
原田雅樹「数学と哲学における操作、対象、経験」
ジャン=トゥサン・ドゥサンティ「エピステモロジーとその身分」
3.経験論
ガストン・バシュラール「相対論概念の哲学的弁証論」
三宅岳史「カオス研究前史と決定論をめぐる論争」
森 元斎「経験の雫」
4.主体論
ステリン・ローラン「シモンドンにおける存在の問いとしての個体発生」
パスカル・ジロ「科学とイデオロギーのあいだ」
アラン・バディウ「ジャン=ポール・サルトル」
5.社会論
金森修「エピステモロジーに政治性はあるのか?」
西迫大介「フーコー、ベルヌーイ、ダランベール」
ラトゥール「〈社会的なもの〉の終焉」
6.鼎談
「ドゥルーズ哲学をエピステモロジーとして読む」
小泉義之/米虫正巳/檜垣立哉
上記内容は本書刊行時のものです。