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資本主義後の世界のために デヴィッド・グレーバー(著) - 以文社
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資本主義後の世界のために (シホンシュギゴノセカイノタメニ) 新しいアナーキズムの視座 (アタラシイアナーキズムノシザ)

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発行:以文社
四六判
216ページ
上製
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-7531-0267-9   COPY
ISBN 13
9784753102679   COPY
ISBN 10h
4-7531-0267-X   COPY
ISBN 10
475310267X   COPY
出版者記号
7531   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2009年3月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2018年7月30日
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紹介

資本主義は、現に存在するコミュニズムを管理するもっとも惨めな方法である。独自の人類学的価値理論から新しい社会を産む人間経済の可能性を説く、いまもっともアクチュアルな思想家の待望のインタビュー集。

目次

高祖岩三郎/序文 共に考える場所、共に組織するとき

D・グレーバー/インタビュー・1 新しいアナーキズムの政治
・新しいアナーキズム①――組織論について
・新しいアナーキズム②――戦術をめぐる攻防
・マルクス主義とアナーキズム①――戦略分析と実践倫理
・マルクス主義とアナーキズム②――ネグリと「前衛主義」について
・想像的対抗力をめぐって①――社会機構の否定と現前
・想像的対抗力をめぐって②――「戦闘規約」の書き換え
・人類学的価値理論――共産主義社会に寄生する資本主義
・疎外と革命
・9・11以後、運動はいかに可能か

D・グレーバー/インタビュー・2 新しいアナーキズムの哲学
・社会学とユートピア
・理性と道理
・贈与の類型学
・進歩史観をめぐって
・グレーバー的価値論の世界①――価値の測定と価値の実現
・グレーバー的価値論の世界②――負債と貨幣
・グレーバー的価値論の世界③――権利・私的所有・税
・グレーバー的価値論の世界④――「人間経済」について
・アナーキスト的世界システム論
・フェティシズムの再解釈
・新しいアナーキズムの哲学①――マルクスとモース
・新しいアナーキズムの哲学②――幾人かの先駆的思想家たち
   カストリアディス/ヴァネーゲム/バスカー/ホロウェイ/まとめにかえて

D・グレーバー/論文 負債をめぐる戦略

D・グレーバー + 矢部史郎/対話 資本主義づくりをやめる
   前衛主義と暴力をめぐって/フェミニズムと低理論の実践/自律と表現

高祖岩三郎/あとがき

著者プロフィール

デヴィッド・グレーバー  (デヴィッド・グレーバー)  (

1961年ニューヨーク生まれ。文化人類学者、活動家。『VOL』コレクティヴのメンバー。現在、ロンドン大学ゴールドスミス校常勤講師。著書に『アナーキスト人類学のための断章』(以文社、2006年)。Toward an Anthropological of Value : The False Coin Our Own Dreams (Palgrave,2001)。Lost People : Magic and the Legacy of Slavery in Madagascar(Indiana University Press,2007)など。

高祖 岩三郎  (コウソ イワサブロウ)  (

1980年渡米。以後、画商、グラフィック・デザイナー、翻訳業を勤める。
Autonomedia編集員。『VOL』コレクティヴのメンバー。
著書に『ニューヨーク烈伝――闘う民衆の都市空間』(青土社、2006年)
『流体都市を構築せよ!――世界民衆都市ニューヨークの形成』(同、2007年)
訳書にArchitecture As Metaphor(Kojin Karatani,MIT Press,1995)
Transcritique(Kojin Karatani,同,2003)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。