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東北で一番、通いたくなる歯科医院
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2025年3月24日
- 登録日
- 2024年7月22日
- 最終更新日
- 2025年3月26日
紹介
〝ワーキングプア〟と言われたり、歯科医師過剰の世の中で夢の持てない職業に位置づけられたりしている日本の歯科医師。
歯科医院経営者で、歯科医師のひとりである著者が「そんなことはない!」と声を大にして伝えます。
歯科医師としての哲学、歯科医院の経営者のコンセプトやビジョン、チームビルディングの方法が満載!
目次
● 第一章 チームの力
● 第二章 挫折から学ぶ
● 第三章 変化を恐れない
● 第四章 継続は力なり
● 第五章 未来を見据えて
前書きなど
●本書の内容
父と長兄は歯科医師、次兄も医者である著者は歯科医師になることを目指して医大に進学。大学院、勤務医を経て、自身のクリニックを開院しました。それが33歳の時。失敗を恐れずに前へ前へと突き進むことができた理由について著者はこう言います。
「学生時代、本気で全国出場を目指す厳しいチームのなかで闘争本能が育まれ、いい意味で“脳筋”で育ったからもしれません。バスケット部時代の経験があるからこそ、歯科医師としてある程度の経験を積んであとでもなお、技術向上の努力を楽しめたり、当院のメンバーとチームワークを大切にしながらやりがいを持って仕事をすることができているのではないかと思います」
しかし、歯科医師免許があるからといって自然に患者さんが集まるわけではありません。スタッフのマネジメント、医師の育成など難題は数多くありました。
著者はこう言います。
「33歳で自分のクリニックを開き、2025年で18年目を迎えます。年齢は50代の大台に乗りました。ベテランと言われるほどの年齢ではなく、もう若手ではありません。それなりの苦労もし、さまざまな経験を積んだことで“今”があります。
山形市内にふたつのクリニックを開き、近い将来、3院目を仙台市に置くことを計画しています。50歳になったこのタイミングで、これまでの医師人生を振り返りながら、これからのビジョンを記したいと考えました」
第1章「チームの力」では、小学生から始めたバスケットボールを通じて経験したさまざまなこと、そこから学んだことについて書かれています。
第2章「挫折から学ぶ」では、高校のバスケットボール部時代に苦しんだこと、大学時代の葛藤、“第二の暗黒時代”である大学院時代のことを掘り下げてあります。
第3章「変化を怒れない」では、33歳でクリニックを開いたあとの苦難の日々について、クリニック内の人間関係の難しさ、チームビルディングや教育の大切に触れられています。
第4章「継続は力なり」では、医師としての矜持や信条、経営者としての哲学や基本姿勢について書かれています。
第5章「未来を見据えて」では、今後のクリニックの在り方、医師やスタッフを成長させる方法について記されています。
著者の夢は「当院に関わる人が幸せになる歯科医院づくり」です。
山形県で一番笑顔があふれ、人を幸せにできる歯科医院をつくること。
「いずれは「日本で一番」と言われるようになりたいのですが、その前に「東北で一番」と認められるようにしたい。
治療技術や設備の面はもちろんですが、それだけでなく、患者さんの心に寄り添い、心からの信頼関係を互いに築き、健康面でも心の面でもお役に立てる歯科医院に!
みなさまの人生の豊かさへ貢献することができる歯科医院になりたいのです」(著者)
版元から一言
著者は2007年に33歳でクリニックを開いて、2025年に18年目を迎えます。現在のスタッフは60人以上。
歯科医師として最高の医療を提供しつつ、経営者としてスタッフが働きやすい環境を整え、先輩医師として後進を育成することは至難の業です。かつて、スタッフとの人間関係に悩んだこともあったそうです。
「紆余曲折、試行錯誤を重ねたうえで、ようやく自分が理想とする歯科医院の形をつくれるようになりました」と胸を張る著者の、17年間の失敗や成功、苦しみや喜びをぜひ読んでください。
上記内容は本書刊行時のものです。
