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日本ボランティア・NPO・市民活動年表 大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所(監修) - 明石書店
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日本ボランティア・NPO・市民活動年表 (ニホンボランティアエヌピーオーシミンカツドウネンピョウ)

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発行:明石書店
B5判
760ページ
並製
定価 9,200 円+税   10,120 円(税込)
ISBN
978-4-7503-3966-5   COPY
ISBN 13
9784750339665   COPY
ISBN 10h
4-7503-3966-0   COPY
ISBN 10
4750339660   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年2月
書店発売日
登録日
2014年2月20日
最終更新日
2014年2月20日
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紹介

個人に支えられた明治の創生期から、組織的な活動に発展した現代まで、140年余りの日本の市民(ボランティア)・NPO活動に関する事項を網羅的に取り上げ、独自の14ジャンルに分類した総合的年表。その全体像と今後の市民社会の可能性を明らかにする。

目次

  刊行にあたって

  概観

① 社会福祉

② 医療・保健・衛生

③ 教育・健全育成

④ 文化

⑤ スポーツ・レクリエーション

⑥ 人権擁護

⑦ 男女共同参画・フェミニズム

⑧ まちづくり・災害復興支援

⑨ 国際協力・国際交流・多文化共生

⑩ 平和運動

⑪ 環境・自然保護

⑫ 消費者(保護)運動

⑬ 支援組織・支援行政

⑭ 企業の社会貢献

  市民活動史年表作成のための資料

  索引

前書きなど

刊行にあたって

 この「年表」作成は、大阪ボランティア協会(ボランタリズム研究所)に関係するメンバーを中心に、大阪市ボランティア・市民活動センターに関係するメンバーが加わってなされたものである。大阪ボランティア協会について説明すると、行政とは独立した民間ボランティア・センターとして1965(昭和40)年に創設され、現存する日本のボランティア・センターとしては一番古く、2015年で〈50周年〉を迎える。協会は、ボランティアへの学習・活動支援、コーディネーション、情報提供、研究・出版活動などによる啓発など、ボランティア・センターのモデル化を追求してきたが、現在ではボランティアのみならず、NPOや企業の社会貢献活動への支援も積極的におこなっている。
 本書の構想は、ボランティア活動やNPOを含めた市民活動(運動)を、時代の流れに沿って包括的・全体的に年表化することで、実証にもとづいて日本におけるボランティア活動やNPO研究、あるいは市民社会研究などに資することを願ってのことであった。分類は、NPO法の分類を参考にしつつも、独自に14の分野に分けて作業をおこなった。その過程で、分野によっては外部の専門家に助言をいただいたりした。ご協力いただいた方々には改めて感謝の意を表したい。
 取り上げた事項の発生年月日について、中には資料間に違いがあって、正しい年月日を確定するにはなかなか根気のいる仕事であった。休み休みしつつ5年余りの歳月を費やしてしまった。その過程では思いもよらなかった発見もあったが、結局不確かなままで終わったものもあり、目的達成率は80%程度であろうか。なお、この「資料収集」に関しては、三菱財団の資金援助(平成21年度人文科学研究助成)に大変助けられたことを特に記して感謝申しあげたい。とはいえ、上にも記したように、まだまだ不確かな事項もあり、重要な事項などが欠落していたり、誤認があったりすることも推測される。気づかれた方はご教示いただければ幸いである。

 (…後略…)

著者プロフィール

岡本 榮一  (オカモト エイイチ)  (編著

1931(昭和6)年、兵庫県生まれ。同志社大学および同大学院で社会福祉学を学び、卒業後、福祉施設や大阪ボランティア協会(事務局長)等で働く。その後、西南女学院大学、流通科学大学等で社会福祉原論、ボランティア論等を講義(教授)。現在は関西大学客員教授を務める。
学会活動としては、日本社会福祉学会、日本地域福祉学会などで理事等を歴任し、現在いずれも名誉会員。研究面としては、『ボランティア=参加する福祉』『社会福祉原論』(ともにミネルヴァ書房刊)、等著書多数。そのうち歴史研究では、「大阪におけるセツルメント運動とその現代性」「ボランティア活動の歴史的考察」などの論文がある。

石田 易司  (イシダ ヤスノリ)  (編著

1948(昭和23)年、京都府宇治市生まれ。72年京都府立大学文家政学部卒業。京都府立木津高校国語科教諭。73年朝日新聞社入社。98年桃山学院大学社会学部教授、現在に至る。
その他、日本キャンプ協会会長、大阪市ボランティア・市民活動センター所長、日本福祉文化学会副会長、日本野外教育学会副理事長、大阪ボランティア協会理事など。
著書『アクティビティ実践とQOLの向上』(明石書店、2010年)『体験するグループワーク』(エルピス社、2005年)『認知症高齢者キャンプマニュアル』(明石書店、2005年)『アイスブレーク』(エルピス社、2001年)『定年後のボランティア』(明石書店、1999年)など。

牧口 明  (マキグチ アキラ)  (編著

1948(昭和23)年、大阪市生まれ。学生時代よりボランティア活動に関わる。大阪ボランティア協会で広報紙の編集や教育プログラムの実施等に携わった後、大阪府・市の民間福祉施設、介護事業所で管理者(施設長)等を務める。社会福祉士・介護支援専門員。現在は、大阪ボランティア協会でボランタリズム研究所運営委員等を務めるほか、地元(大阪府高槻市)の社会福祉法人やNPO法人の理事を務める。
著書『ボランティア・NPO用語事典』(共編著・中央法規出版)『知っていますか? ボランティア・NPOと人権一問一答』(共著・解放出版社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。