...
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
フィールドワークの戦後史 : 宮本常一と九学会連合
発行:吉川弘文館
縦20mm
186ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年12月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2013-02-10 |
読売新聞
評者: 開沼博(社会学者、福島大学特任研究員) |
MORE | |
LESS |
紹介
戦後、人類学・民俗学・考古学などの学会が結成した"九学会連合"。宮本常一らの共同調査から、対馬をめぐる日韓の軋轢や、「日本人」の証明を求めた奄美の人びとの姿を辿り、フィールドワークを戦後史に位置づける。
目次
序章 フィールドワークの時代(九学会連合と宮本常一の戦後
九学会連合と共同調査の展開)
第1章 対馬調査と朝鮮戦争(九学会連合と対馬調査
宮本常一が見た朝鮮戦争
対馬は日本である
「寄りし」と九学会連合)
第2章 能登調査と「調査地被害」(「島」から「半島」へ
調査団が見た能登/能登から見た調査団
古文書収集と「調査地被害」)
第3章 奄美調査と「本土」復帰(奄美群島の返還と九学会連合
奄美復帰運動とSIRIプロジェクト
沖縄と「本土」の狭間で
奄美調査と「奄美学」)
終章 九学会連合のその後
上記内容は本書刊行時のものです。