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出版者情報
戦争孤児たちの戦後史1
総論編
発行:吉川弘文館
A5判
264ページ
定価
2,200 円+税
2,420 円(税込)
- 初版年月日
- 2020年8月1日
- 書店発売日
- 2020年7月17日
- 登録日
- 2020年5月30日
- 最終更新日
- 2021年5月21日
紹介
戦争孤児の実態を数値や制度上で把握するだけではなく、一人の生の記録として着目。孤児になる経緯・ジェンダーなどの視角を重視し、現代的観点から孤児問題を考える姿勢を提示する。聴き取り調査の手法や年表も掲載。
目次
はじめに―戦後七五年と戦争孤児問題への新たな視点…浅井春夫
Ⅰ部 孤児問題を把握する視点
戦争孤児研究の到達点と課題…浅井春夫
キーワードで知る戦争孤児問題―戦後史のなかの孤児をめぐる政策と実際…片岡志保
戦争孤児問題の制度・法律の変遷…山田勝美
女性の戦争孤児体験を聴き取る―一〇名の語りから…艮 香織
戦中・戦後の児童養護施設の実態と実践―東京における養護施設を中心に…藤井常文
Ⅱ部 さまざまな孤児問題
「駅の子」と伏見寮…本庄 豊
学童疎開と疎開孤児…金田茉莉
沖縄の戦争孤児―戦場の童…川満 彰
戦争孤児としての「混血児」―エリザベスサンダースホームと聖ステパノ学園の実践…上田誠二
舵子問題と戦争孤児…水野喜代志
Ⅲ部 孤児問題研究をすすめるために
戦争孤児を生みだしたアジア・太平洋戦争…平井美津子
世界の戦争孤児問題―『失われた子どもたち』と戦争・紛争地域の子どもたちの現実…結城俊哉
聴き取り調査の基本的スタンスと方法…石原昌家
戦争孤児問題年表…酒本知美
上記内容は本書刊行時のものです。