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幕末の学問・思想と政治運動 天野 真志(著/文) - 吉川弘文館
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幕末の学問・思想と政治運動 (バクマツノガクモンシソウトセイジウンドウ) 気吹舎の学事と周旋 (イブキノヤノガクジトシュウセン)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
A5判
260ページ
定価 9,000円+税
ISBN
978-4-642-04340-3   COPY
ISBN 13
9784642043403   COPY
ISBN 10h
4-642-04340-3   COPY
ISBN 10
4642043403   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月10日
書店発売日
登録日
2021年1月28日
最終更新日
2021年7月13日
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紹介

幕末の政治的混乱の中、国政に関する勢力間での議論や対立を仲介することを目的に志士らが展開した国事周旋。その活動基盤とは何だったのか。秋田藩の私塾気吹舎で行われた学問の実践と知識人の政治関与の考察から、政治運動と学問・思想、そして情報や交流との関係を検討。平田国学の政治的意義を捉え直し、議論空間の様相を明らかにする。

目次

序章 幕末の国事周旋と政治基盤/「周旋」をめぐる学問と情報(秋田藩平田家の誕生と気吹舎〈平田篤胤と秋田藩/気吹舎をとりまく環境〉/気吹舎情報をめぐる諸関係〈気吹舎と政治情報/共有される「秘密」/秋田藩の情報活動と政治転化〉)/国事周旋の時代(国事周旋と言路〈国事周旋と周旋方/上京要求論の思惑/活動要求としての言路〉/内乱回避をめぐる「周旋」〈国政をめぐる諸藩の動向/合従連衡の萌芽と禁門の変〉)/国事と学事(平田延胤著『馭戎論』の成立と学問統合〈『馭戎論』の成立/『馭戎論』の流通をめぐる思惑/「学問の苗字なし」と政治展望〉/王政復古前後における秋田藩と気吹舎〈「復古」の政治過程/「東北雄鎮」としての秋田藩〉)/終章 総括と課題

著者プロフィール

天野 真志  (アマノ マサシ)  (著/文

1981年、島根県に生まれる。2010年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、国立歴史民俗博物館特任准教授、博士(文学) ※2021年3月現在
【主要編著書】『記憶が歴史資料になるとき』(蕃山房、2016年) 「出羽国秋田藩の文書調査と由緒管理」(『常陸大宮市史研究』3、2020年)

上記内容は本書刊行時のものです。