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出版者情報
三宝絵を読む
発行:吉川弘文館
縦220mm
314ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年2月
- 登録日
- 2017年3月25日
- 最終更新日
- 2017年3月25日
紹介
平安中期、源為憲が出家した尊子内親王に献じた『三宝絵』。"源為憲とその時代""法会と経典""縁起と物語"などをめぐって、国文学・日本史学・美術史学の各専門分野から読み解く。巻末に関係研究文献目録を付載する。
目次
1 源為憲とその時代(源為憲と六波羅蜜について
『三宝絵』序再読-源為憲における和・漢・仏
「諾楽古京」-平安貴族の「なら」時代観
源為憲と初期天台浄土教-慶滋保胤との対比を通じて)
2 法会と経典(三宝の恩-『三宝絵』と『心地観経』報恩品
『三宝絵』西院阿難悔過-尼寺仏事の系譜
山階寺涅槃会と本生譚をめぐる-仏伝と"法会文芸"
『三宝絵』における橘奈良麻呂像-下巻十話、志賀伝法会をめぐって
田中親美翁写東寺切について
『三宝絵』の「仏の三十二相」と定朝様式の形成)
3 縁起と物語(『聖徳太子伝暦』の展開と『三宝絵』
象徴化された沙弥徳道と藤原北家の祖房前-長谷寺縁起を通して見る『三宝絵』の時代
東大寺縁起と『三宝絵』-「東大寺四聖」成立前史)
上記内容は本書刊行時のものです。