..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
750年 普遍世界の鼎立
発行:山川出版社
四六判
304ページ
定価
3,500円+税
- 書店発売日
- 2020年8月24日
- 登録日
- 2020年6月10日
- 最終更新日
- 2020年7月9日
紹介
8世紀に姿を整えたキリスト教ヨーロッパ、イスラームの中東、仏教・儒教の中華の3つの「普遍」世界。現代世界を考える上でも重要な3つの世界はどのように生まれ、人々に何をもたらしたのだろうか。
目次
はしがき
総論 普遍世界の鼎立 三浦 徹
1章 イスラーム世界の出現 亀谷 学
1 アッバース朝革命とカリフ位をめぐる戦い
2 アッバース朝政権とイスラーム社会の形成
3 古代末期の社会とイスラームの登場
2章 西方キリスト教世界の形成 菊地重仁
1 フランク君主権と教皇権
2 王国の統一性と多様性
3 並立する世界
3章 ビザンツ皇帝の帝国統治と世界認識 大月康弘
1 八~十世紀の地中海世界とビザンツ帝国
2 八~十世紀のビザンツ帝国とマケドニア朝の系譜
3 『帝国の統治について』の著者と構成
4 「帝国」と「ローマ人の皇帝」
5 「帝国」とはどのようなものか
4章 長安七五一年 ― ユーラシアの変貌 妹尾達彦
1 八世紀の中国大陸――武則天から玄宗へ
2 長安七五一年(天宝十載)
3 街のざわめき
参考文献/図版出典・提供一覧
上記内容は本書刊行時のものです。