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出版者情報
発達179:あそぶ
- 初版年月日
- 2024年8月10日
- 書店発売日
- 2024年8月14日
- 登録日
- 2024年7月10日
- 最終更新日
- 2025年2月19日
紹介
いま、子どもの生活についてどのように理解して、その時間や暮らしの質を保障していけばよいか。子どもの生活の中での遊びに注目し、遊びのもつ意味にはじまり、保育の中での遊びとその捉え方、空想の世界やモノとの関わり、親や保育者との関係、そして人類学的な視点まで広げ、さまざまな視点から考える特集。
目次
【特集】
総論 遊びを問う――いま、なぜ「遊び」なのか?(大豆生田啓友)
幼児教育・保育を貫く遊び性・世界性・演技性(無藤 隆)
遊びという経験の進化――野生チンパンジーとヒトの遊びの比較から(島田将喜)
「遊びを中心とした保育」における遊びの記録と計画(河邉貴子)
保育の場における0・1・2歳児の遊び――モノとの対話から広がる世界(岩田恵子)
遊ぶ子どもとファンタジーの世界(富田昌平)
保育環境としての砂場における子ども同士の関わり(箕輪潤子)
協同的な遊びと活動を支える、保育者の言語的援助(奥谷佳子)
積み木遊びからみた遊びとモノ(宮田まり子)
幼児の屋外遊びと園庭環境(仙田 考)
中動態として遊びをみる(矢野勇樹)
親にとっての親子遊び――自分の楽しみをつくり出す親の試み(富岡麻由子)
【連載】
対話で紡ぐ、思想としての発達〈連載1〉
発達思想へのいざない(浅川淳司・近藤龍彰・山田真世・及川智博)
子どもたちの情景――そばにそっといたおねえさん先生から見えたこと〈連載40〉
五年生はもうちょっとでおとな(ひらのゆうこ・浜田寿美男)
子どもと旅するファンタジーの世界〈連載5〉
イースターバニーと魔法の卵(富田昌平)
人との関係に問題をもつ子どもたち〈連載121〉
障害の重い子どもとのコミュニケーションと学習活動の広がり(《発達臨床》研究会)
障がいのある子の保育・教育のための教養講座―実践障がい学試論【実践方法編】〈連載49〉
可能と現実(1) 空虚と無秩序(佐藤 曉)
上記内容は本書刊行時のものです。