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出版者情報
英国福祉ボランタリズムの起源 : 資本・コミュニティ・国家
発行:ミネルヴァ書房
縦220mm
235ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年5月
- 登録日
- 2016年4月19日
- 最終更新日
- 2016年4月19日
紹介
福祉の源流から見えてくるもの-人間の生活の質を向上させる自発的な活動、その歴史から今後の福祉のあり方を探る。
目次
近現代イギリスにおける福祉ボランタリズム-重畳するフィランスロピーの歴史
現代チャリティ法制の一起源-慈善信託法(1853年)の長い制定過程にみるイギリスの自由と統治
第1部 営利とフィランスロピー(チャリティの倫理と資本主義の精神-19世紀に登場した"5%フィランスロピー"
企業福祉と社会福祉-ラウントリー父子の実践)
第2部 共同体への志向(模範の工場村と公共制度-地域社会における社会改良と階級間の調和
ロンドン住民の健康と帝都の美観-ミース伯爵によるオープン・スペースの整備)
第3部 国家との関係(福祉の分業の隘路-ロンドン慈善組織協会と「リスペクタブルな」失業者
チャリティでも、社会主義でもなく-全国預金友愛会組合と老齢年金
変容する福祉実践の場と主体-第一次世界大戦期における別居手当と家族手当構想)
ボランタリー・セクターと国家の現在
上記内容は本書刊行時のものです。