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出版者情報
歴史の場 : 史跡・記念碑・記憶
発行:ミネルヴァ書房
縦220mm
349, 9ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年5月
- 登録日
- 2016年5月27日
- 最終更新日
- 2016年5月27日
紹介
本書は史跡と記念碑、墓所と墓地、過去の歴史の現場や現物など、多種多様なモニュメントとメモリーの事例研究であり、時間を超えて伝承される過去の反芻・再発見プロセス、また国民的な空間を越えて広がる、記憶の成層化プロセスを浮き彫りにする。事例研究は、ワシントン家の墓所やミュンヘン聖母教会の皇帝墓、ニューヨークの「黒人墓地」とパリのペール・ラシェーズ墓地など。
目次
第1部 アメリカ(眠れぬ死者-ポカホンタス・ヨークタウン・ワシントン
奴隷制の記憶とニューヨーク-ロワーマンハッタンのアフリカ人墓地保存問題
海賊の息づく港町ポートロイヤル
イギリス領北米植民地はの移住の経験と記憶-ニューヨーク・パラタイン人移民の軌跡)
第2部 イギリス(ニュートンのりんごの木-記念樹の誕生
救済と恥辱の場ワークハウス
リブ・ラブ派経営者とトマス・ブラッシー二世追想)
第3部 フランス(パリ街角の肖像-記憶を反芻する意味と意義
パリの墓地ペール・ラシェーズ)
第4部 東欧・北欧(神への感謝と英雄の顕彰-対ナポレオン「祖国戦争」後のロシア
メンデルを顕彰する都市ブルノ
カレリアの記憶-ソ連・フィンランド戦争とシベリウス)
第5部 ドイツ(ミュンヘン聖母教会の皇帝墓
改革派教会会議の記憶-エムデンの事例
四八年革命とケルン大聖堂建設際
アジア探訪者ケンペルの顕彰史
世界大戦の記憶-フランクフルト・アム・マインの戦争記念碑
世界に広がる記憶「広島」-一九五〇年代のドイツ語圏から)
上記内容は本書刊行時のものです。