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出版者情報
文明の作法 : 初期近代イングランドにおける政治と社交
発行:ミネルヴァ書房
縦220mm
273, 50ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年4月
- 登録日
- 2017年2月22日
- 最終更新日
- 2017年2月22日
紹介
「文明」とは何か。「近代」とは何か。本書は、初期近代イングランドを中心に、政治思想史の観点から「文明の作法」の系譜を探る。宮廷社会を舞台とし、作法書や大陸旅行によって育まれ、外交交渉などの現場で実践される礼儀の共有によって成立する、洗練された政治と社交の世界。そこには、他者との交際や共存を可能にした「型」や「わざ」、そして、「近代」の視点からは見失われた「文明」の思想史の風景が広がっている。
目次
序章 失われた「文明」
第1章 宮廷の政治学
第2章 作法書の世界
第3章 政治教育としての大陸旅行
第4章 外交の作法
第5章 文明化された共和国
第6章 チェスターフィールドの「世界」
終章 「文明」の転位
上記内容は本書刊行時のものです。