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出版者情報
ヨーロッパのなかのドイツ
1800~2002
発行:ミネルヴァ書房
縦220mm
388ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年10月
- 登録日
- 2018年1月30日
- 最終更新日
- 2018年1月30日
紹介
今日でも9つの国と国境を接するドイツは、その規模・歴史的経緯からして絶えず周辺諸国から脅威と懐疑の念を抱かれてきた。こうした状況を踏まえ著者ヴォルフ・D・グルーナーは、ドイツは決して自己中心的にふるまうことは許されず、常に周辺諸国との協調・妥協を念頭に置きながら行動しなければならないと主張する。本書は、フランス革命期から今日までのおよそ200年を対象に、分裂と統合、周辺諸国との対立・和解・協調を繰り返したドイツの歴史をヨーロッパ全体の文脈のなかで概観することにより、欧州統合時代にドイツが進むべき道のヒントを示そうとするものである。
目次
第1章 ドイツ問題、現状と歴史的次元
第2章 多極的勢力均衡によるヨーロッパの平和-一六四八~一八一四・一五年
第3章 ドイツ連邦とヨーロッパ-一八一五~一八六六年
第4章 世界秩序のなかの大国プロイセン=ドイツ-一八七一~一九一八年
第5章 ヴェルサイユ体制下のドイツ、現実政治と幻惑の狭間で-一九一九~一九三九年
第6章 覇権か、勢力均衡か?新しいヨーロッパ秩序・国際秩序を求めて-一九三九~一九四八年
第7章 東西ドイツ間の闘争からヨーロッパ・地球レベルの闘争へ-一九四九~一九九〇年
第8章 国民統一と欧州統合の狭間に立つドイツ-一九九〇~二〇〇二年
上記内容は本書刊行時のものです。