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出版者情報
異文化コミュニケーション学への招待 = Introduction to Intercultural Communication Studies
- 初版年月日
- 2011年12月
- 登録日
- 2016年3月7日
- 最終更新日
- 2016年3月7日
紹介
「外国語教育から異文化市民の教育へ」「ネイチャーライティングからESD学まで」「地域言語は国際語になりえるか」「ユーモアを訳す」など、通訳・翻訳の問題から環境学まで。言語文化をめぐる普遍的な問いから人文社会科学としての方法論へと向かう、異文化コミュニケーション学領域の最新成果を紹介する。社会学、環境学、言語学、通訳翻訳学などをふまえ、コミュニケーションの問題を考える人たちに送る新たな地平。
目次
異文化コミュニケーション学と環境学の現在
第1部 異文化コミュニケーション(異文化コミュニケーション研究の歩みと展望-個人的体験と回想を中心に
多文化共生とは-外国人の子どもたちの直面する言語とアイデンティティの問題
人間と人間、人間と自然、人間と超自然の異文化コミュニケーション-新しい研究分野の開拓をめざして
ヨーロッパにおける異文化コミュニケーション研究-政策との関係
外国語教育から異文化市民の教育へ)
第2部 環境コミュニケーション(世界/自然とのコミュニケーションをめぐって
自然記述の多様性-ネイチャーライティングから環境文学まで
場所の詩学
持続可能な社会とESDの役割
環境コミュニケーションの時代へ)
第3部 言語コミュニケーション(サステイナブルな地球のための異文化コミュニケーション-個人主義の論理と場の論理
ことばは社会とどう関わるか-語用論の社会的意義
知識とコミュニケーションの弁証法-知ること、学ぶことにおけるテクスト性とコンテクスト性
地域言語は国際語になりえるか-国際化と言語選択
異文化語用論の可能性-英国における日本人留学生の制度的談話事例を中心に)
第4部 通訳翻訳コミュニケーション(持続可能な未来と通訳翻訳学-多様性の視点から
通訳-異文化コミュニケーションを超える現象
多言語社会における通訳者の役割
ユーモアを訳す-等価・補償・ディスコース
歴史上の問題解決索としての翻訳理論)
上記内容は本書刊行時のものです。