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出版者情報
獣たちの伝説 : 東欧のドイツ語文学地図
発行:みすず書房
縦200mm
222ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2001年11月
- 登録日
- 2017年3月26日
- 最終更新日
- 2017年3月26日
紹介
マゾッホ『毛皮のヴィーナス』から、ブーバー、カネッティ、ツェラーン「死のフーガ」まで。"狩猟"と"農耕"を鍵語に、東欧の辺境を生きた作家たちを読む。
目次
ガリツィアもしくは表象された荒蕪-グリルパルツァー/ザッハー=マゾッホ/トラークル
沈思する憂鬱-ニコラウス・レーナウ
カインの裔-レオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ
記号としてのアニマリティ-カール・エーミール・フランツォス
厩舎での対話-マルティン・ブーバー
ある詐欺師の肖像-ヨーゼフ・ロート
獣と死者をめぐる思想-エリアス・カネッティ
サルマティア幻想行-ヨハネス・ボブロフスキー
辺境の狩猟絵図-パウル・ツェラーン(一)
ルーマニアの野牛あるいはユー・トピア-パウル・ツェラーン(二)
子午線のかたえに-ボブロフスキー/ツェラーン
上記内容は本書刊行時のものです。