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出版者情報
哲学者とその影
発行:みすず書房
縦200mm
251ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2001年7月
- 登録日
- 2016年6月26日
- 最終更新日
- 2016年6月26日
紹介
「こと思索に関しては、なされた仕事が偉大であればあるほど、この仕事のなかで考えられないでしまったこと、いいかえれば、この仕事を通じ、またこの仕事だけを介して、まだ考えられないでいるものとしてわれわれのもとに到来するものも豊かなのである」。表題作はこのハイデガーの言葉を導きの糸に、フッサールによって「考えられないでしまったこと」-身体的間主観性が立ち現れてくる「理論化以前の構成」の謎めいた領域、後期現象学、とりわけ『イデーン』第2巻の核心に迫る試みである。そのほか「哲学をたたえて」と併読すべき「生成するベルクソン像」、ユニークな哲学史素描「どこにもありどこにもない」を収録。いずれも哲学そのものを主題とした全4篇。
目次
哲学をたたえて
どこにもありどこにもない
哲学者とその影
生成するベルクソン像
上記内容は本書刊行時のものです。