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60歳から読み直したい名著70 齋藤孝(著) - 扶桑社
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60歳から読み直したい名著70 (ロクジュッサイカラヨミナオシタイメイチョナナジュウ)

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発行:扶桑社
新書判
320ページ
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-594-09930-5   COPY
ISBN 13
9784594099305   COPY
ISBN 10h
4-594-09930-0   COPY
ISBN 10
4594099300   COPY
出版者記号
594   COPY
Cコード
C0295  
0:一般 2:新書 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年11月22日
最終更新日
2024年11月22日
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紹介

60代のいまこそ「読書」で人生を豊かにしませんか?

・人生の達人たちから洞察を学ぶ──『徒然草』
・十代の魂を蘇らせる──『ライ麦畑でつかまえて』
・最高の古典文学を音読で楽しむ──『源氏物語』
・物語を読む楽しみを再発見する──『太陽がいっぱい』
・心の平安を保つ──『歎異抄』
・文化を継承する担い手となる──『天平の甍』 
……ほか全70作を紹介。

知のエキスパート・齋藤孝氏がセカンドライフをもっと楽しく元気に生きたいあなたのために厳選した、本物の教養が身につくブックガイド!

目次

「六十代以降の人生は、読書を楽しむ絶好のタイミングだと私は考えています。
還暦を迎える六十歳は人生のひとつの節目です。心機一転、人生を新たに巻き直す再スタートの時期だからこそ、これまであまり手が伸びなかった名著を読み直す絶好の機会だと言えるでしょう。

名著の素晴らしさは、どんな人が読んでも、必ず何かしら自分なりに学び、心に残るものがある点です。六十年以上の人生を送ってきた私たちには、自分の中で大切にしてきた考えや哲学が必ずあります。その考えが名著を通じて一度洗われ、新たな生命を吹き込まれるような、まさに魂が洗われるような経験ができる。

それこそが名著を読むことの魅力だと思うのです。

なかには一読しただけでは理解できないような難解な作品もあります。だからこそ、名著を読むときは、ある程度の「角度」を持って読むことをお勧めします。
本書では、手が伸びにくかった名著を、私なりの「角度」で紹介し、どういった視点で読むと楽しめるかを提案します。それを参考に、ぜひ名著を手に取り、読書の楽しさを再発見していただければ幸いです。」 ──「はじめに」より


【目次】
第一章 セカンドライフを楽しんでみよう
吉田兼好『徒然草』/洪自誠『菜根譚』/トルストイ『人にはどれだけの土地がいるか』/ピーター・ドラッカー『マネジメント』……ほか

第二章 童心を思い返す
J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』/ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカゆき』/ミヒャエル・エンデ『モモ』/シュリーマン『古代への情熱』……ほか

第三章 物語を読む楽しみを再発見する
コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬』/江戸川乱歩『黒蜥蜴』/ハイスミス『太陽がいっぱい』/ウィングフィールド『フロスト日和』/オー・ヘンリー『オー・ヘンリー傑作集』……ほか

第四章 美しい日本語を音読で味わう
樋口一葉『たけくらべ』/夏目漱石『坊っちゃん』 /清少納言『枕草子』/紫式部『源氏物語』/幸田露伴『五重塔』……ほか

第五章 魂を蘇らせる達人の思考
宮本武蔵『五輪書』/杉本鉞子『武士の娘』/ワイルド『幸福な王子』/サン=テグジュペリ『人間の土地』……ほか

第六章 若い世代へ何を継承するか
吉田松陰『留魂録』/プラトン『饗宴』/世阿弥『風姿花伝』/井上靖『天平の甍』……ほか

著者プロフィール

齋藤孝  (サイトウタカシ)  (

齋藤孝(さいとう・たかし)
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
著書に『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『思考の持久力』、『1日1話、偉人・名言に学ぶ 大人の教養33』(以上、扶桑社)、訳書に『現代語訳 論語』(ちくま新書)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。