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三つ星料理人、世界に挑む。 奥田 透(著/文) - ポプラ社
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三つ星料理人、世界に挑む。 (ミツボシリョウリニンセカイニイドム)

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発行:ポプラ社
四六判
223ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-591-14101-4   COPY
ISBN 13
9784591141014   COPY
ISBN 10h
4-591-14101-2   COPY
ISBN 10
4591141012   COPY
出版者記号
591   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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書評掲載情報

2015-01-04 産經新聞
評者: 石塚晶子(フリー編集者)
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紹介

著者は東京・銀座で
三つ星<小十>と二つ星<奥田>を構える気鋭の料理人。
その奥田氏が、昨年9月にパリに開いたのが<OKUDA>。
そこには、日本の「本物」をすべて注ぎ込みました。
料理はもちろん、建築、しつらえ、器、着物、おもてなしの心……。
食の都・パリに出店する以上、
日本料理の真髄を見せられなければ意味がないという強い決意があったのです。

そして、そのわずか5カ月後に一つ星を獲得。
かのアラン・デュカス氏はこう評しました。
「奥田の店の価値を認めることは、
フランス人が正しい舌と美的感覚を
もっていることを証明することなのです」

しかし、その道のりは苦難続きでした。
法律の壁、習慣の違い、食材確保の難しさ……
それらのすべてを克服しての一つ星でした。

しかも、その過程で、「どうしても、活きた魚が必要」ということで、
凱旋門に続く道沿いに魚屋をオープンすることに。
前日にブルターニュで水揚げされたばかりの魚が
店先の生け簀で泳いでいる魚屋です。

日本料理を世界に伝えるために、著者はなぜそこまでやるのか。

 以下は本書の最後の一文です。
「私とすれば「一度は死んだ人間」という意識が常にどこかにあります。
<小十>を開店したものの、お客様がまったくいらっしゃらなかったあの日。
マンションから飛び降りる一歩手前までいった私を踏みとどめてくれたのは、
私欲のためじゃなく、もっと大きなことで働かせるためだったのではないかと思うのです。

残りの人生は、いわば神様がくれたチャンス。
そんな開き直りから、勝手な使命感にスイッチが入りました。

そして、そこから開けた世界には、
これまでお話ししてきたように、いろいろな奇跡が用意されていました。

日本料理をはじめとして、
衰退していく日本の文化、産業が正当な評価を受け、
新たな輝きを発している。
そんな十年後を目指し、
私の時間、思い、能力、エネルギーのすべてを捧げたいと思っています」

目次

第一章 パリ奮闘記
パリでの評価
数寄屋造りをパリに
トラブル続出
綱渡りのオープン
フランスの食材
お国柄

第二章 挑戦と挫折の果てに
野球少年
料理人という夢
目標は「二十五歳で独立」
料理の本質
<青柳>での修業
同志
小十先生との出会い
銀座出店
窮地

第三章 私が三つ星がもたらされた理由
最高の評価
疑問
思いがけない展開
新<銀座 小十>
東日本大震災
使命
日本人への願い
本物
日本料理のワールドカップ
スポンサー探し
従業員をパリへ
日本の酒、日本のワイン

第四章 パリで魚屋を始めよう
新たな挑戦
EUの壁
野望
安倍首相
晩餐会での直訴
世界へ翔ばたけ、日本料理

上記内容は本書刊行時のものです。