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医師の社会史
植民地台湾の近代と民族
四六判
396ページ
上製
定価
4,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年4月
- 書店発売日
- 2014年4月4日
- 登録日
- 2014年3月5日
- 最終更新日
- 2014年11月5日
紹介
日本植民地統治下で近代化を推進する役割を担った「国家の医師」は、文化的抑圧とイデオロギー的制圧の下で、何を犠牲にし、何を獲得しようとし、そして如何なる「抵抗」を試みたのか。歴史における植民地主義の問題と、社会学における専門職業化の問題を架橋し、冷徹な分析をしつつも、抑圧される側の複数の声への深い共感によって、医師たちの深い内面的な闘争と相克を描き出す。
目次
序言
謝辞
日本語版への序文
第1章 日本統治下の台湾人医師──対立する矛盾と交渉するアイデンティティ
第2章 台湾──植民地権力の結びつき
第3章 国家の医師(1920年─1931年)
第4章 運動解体の時代(1931─1936)
第5章 医学的近代主義者(1937─1945)
第6章 医学における境界──中国における同仁会プロジェクト
第7章 専門職のアイデンティティ、植民地的両義性と近代性のエージェント
付論──史料とデータについて
訳者あとがき
注
参考文献
事項索引
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。