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北欧ロマンとナショナリズム 中丸禎子(編著) - 勉誠社
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北欧ロマンとナショナリズム (ホクオウロマントナショナリズム) 内村鑑三・開拓・民族主義 (ウチムラカンゾウカイタクミンゾクシュギ)

哲学・宗教
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発行:勉誠社
A5判
368ページ
定価 3,800 円+税   4,180 円(税込)
ISBN
978-4-585-32550-5   COPY
ISBN 13
9784585325505   COPY
ISBN 10h
4-585-32550-6   COPY
ISBN 10
4585325506   COPY
出版者記号
585   COPY
Cコード
C1322  
1:教養 3:全集・双書 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年7月1日
最終更新日
2025年7月16日
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紹介

「幸せな北欧」「世界一幸福な国デンマーク」…
日本における「北欧」の典型的なイメージは「幸せ」「幸福」をキーワードにしたものが多い。
「幸福度ランキング」の順位、福祉の充実、ジェンダー平等、無償の高等教育といった具体例が付されることも多い。
そのような日本でのイメージは、どのように形成されてきたのか。
周辺の大国の動向に翻弄された北欧の近現代史において、実際の社会はどのように変化し、世界にどのような影響を与えたのか。
内村鑑三『デンマルク国の話』を参照軸に、北欧や日本の実像とイメージの分析を通じて、「幸せな北欧」とそれを存立させてきた歴史、その歴史を紡いだ人間の良心や勤勉さ、誠実さの中に潜む不可視化された暴力、差別、排除の実態を検証。
近現代の日本・北欧・ヨーロッパの思想や宗教を分野横断的に考察する。

目次

序 中丸禎子

第一部 内村鑑三『デンマルク国の話』とキリスト教
内村鑑三『デンマルク国の話』―背景および「原典」との比較 中丸禎子
国民高等学校と満蒙開拓 ―加藤完治と賀川豊彦のデンマーク受容 中丸禎子
ユートピアとデンマークの夢―賀川豊彦の一九二五年デンマーク訪問 エスベン・ペーターセン
内村鑑三における帝国と日本―フィンランド観を通して 渡部和隆
高橋健二版『デンマルク国の話』―ドイツ文学者の戦争責任と「幸せな北欧」 中丸禎子
無教会キリスト教の「新日本」構想―内村鑑三の継承者たちによる「日本的キリスト教」プロジェクト 赤江達也
かくれキリシタンが保持したもの―信仰における聖職者の役割 中園成生
江戸時代の「キリシタン」演劇―「国家」「民族」「血縁」 加藤敦子
ヴィルヘルム・グンデルト―ドイツ人宣教師から日本・東洋研究者へ 兼岡理恵

第二部 民族主義・平和主義と暴力の不可視化
セルマ・ラーゲルレーヴ『エルサレム』―「血と土」思想、宗教、ジェンダー 中丸禎子
イシガオサムの兵役拒否と撤回―反戦平和主義とラーゲルレーヴ『エルサレム』の翻訳 中丸禎子
モーリス・バレスにおける文化的植民地主義―ラインラントをめぐって 田中琢三
ナショナル・シンボルとしてのグロントヴィ 田渕宗孝
第三帝国のルーン学―ヘルムート・アルンツの軌跡 小澤実
北欧神話、極右思想、ジェンダーとセクシュアリティ―ゲルマン系ネオペイガニズムの展開 シュテファニー・フォン・シュヌアバイン
戦後デンマーク国家における軍事化はいかに不可視化されたか―国連、米国/NATO、グリーンランド 高橋美野梨

あとがき 田中琢三
関連年表 中丸禎子
関連地図 中丸禎子

著者プロフィール

中丸禎子  (ナカマルテイコ)  (編著

中丸禎子(なかまる・ていこ)
東京理科大学准教授。専門は北欧文学・ドイツ文学。
主な著書・論文に『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』(加藤敦子・田中琢三・兼岡理恵と共編著、三弥井書店、2020年)、「セドナ×人魚姫 先住民表象の解体と人魚文学研究」(高橋美野梨編著『グリーンランド――人文社会科学から照らす極北の島』藤原書店、2023年)、『巨人フィンの物語 北欧・日本 巨人伝承の時空』(訳・解説、ローネ・モーゲンセン文、トード・ニーグレーン絵/三弥井書店、2024年)などがある。

田中琢三(たなか・たくぞう)
お茶の水女子大学教授。専門は近代フランス文学、比較文学。
共編著に『高畑勲をよむ―文学とアニメーションの過去・現在・未来』(中丸禎子・加藤敦子・兼岡理恵と共編著、三弥井書店、2020年)、訳書にミシェル・ビュトール『レペルトワールⅣ[1974]』(共訳、幻戯書房、2021年)などがある。

田中琢三  (タナカタクゾウ)  (編著

田中琢三(たなか・たくぞう)
お茶の水女子大学教授。専門は近代フランス文学、比較文学。
共編著に『高畑勲をよむ―文学とアニメーションの過去・現在・未来』(中丸禎子・加藤敦子・兼岡理恵と共編著、三弥井書店、2020年)、訳書にミシェル・ビュトール『レペルトワールⅣ[1974]』(共訳、幻戯書房、2021年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。