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百首でよむ「源氏物語」 木村 朗子(著) - 平凡社
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【利用可否不明】

百首でよむ「源氏物語」 (100シュデヨムゲンジモノガタリ) 巻次:10451045 和歌でたどる五十四帖 (ワカデタドル54チョウ)

新書
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発行:平凡社
新書判
304ページ
定価 1,000 円+税   1,100 円(税込)
ISBN
978-4-582-86045-0   COPY
ISBN 13
9784582860450   COPY
ISBN 10h
4-582-86045-1   COPY
ISBN 10
4582860451   COPY
出版者記号
582   COPY
Cコード
C0293  
0:一般 2:新書 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年12月15日
書店発売日
登録日
2023年10月27日
最終更新日
2025年3月25日
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書評掲載情報

2024-03-16 日本経済新聞  朝刊
評者: 川野里子(歌人)
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紹介

今から約1000年前に執筆された『源氏物語』。その作者である紫式部は歌人でもあった。『源氏物語』には795首の和歌が含まれており、それらは登場人物のパーソナリティーをうまくとらえている。本書はそのなかから100首の和歌を厳選し、現代語訳、意図などをわかりやすく解説。『源氏物語』の原文や現代語訳を読むときに手元に置いておきたい1冊。

本書で紹介されている主な和歌
限りとてわかるる道のかなしきにいかまほしきは命なりけり  桐壺更衣
帚木の心を知らで園原の道にあやなくまどひぬるかな   光源氏
空?の羽におく露の木がくれて忍び忍びに濡るる袖かな  空?
心あてにそれかとぞ見る白露の光添へたる夕顔の花  夕顔
寄りてこそそれかとも見めたそかれにほのぼの見つる花の夕顔  光源氏
過ぎにしもけふ別るるも二道に行くかた知らぬ秋の暮かな  光源氏
手に摘みていつしかも見む紫の根に通ひける野辺の若草  光源氏
ねは見ねどあはれとぞ思ふ武蔵野の露分けわぶる草のゆかりを  光源氏
かこつべきゆへを知らねばおぼつかないかなる草のゆかりなるらん 紫の上
もの思ふにたち舞ふべくもあらぬ身の袖うちふりし心知りきや 光源氏
から人の袖ふることはとほけれど立ちゐにつけてあはれとは見き 藤壺
おほかたに花のすがたを見ましかば露も心のおかれましやは 藤壺
深き夜のあはれを知るも入る月のおぼろけならぬ契りとぞ思ふ 光源氏
うき身世にやがて消えなばたづねても草の原をば問はじとや思ふ 朧月夜
など

著者プロフィール

木村 朗子  (キムラ サエコ)  (

1968年生まれ。津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科教授。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。専門は、言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学。著書に『女たちの平安宮廷――『栄花物語』によむ権力と性』(講談社選書メチエ)、『女子大で『源氏物語』を読む――古典を自由に読む方法』、『女子大で和歌を読む――うたを自由によむ方法』、『震災後文学論』、『妄想古典教室――欲望で読み解く日本美術』(以上、青土社)、『平安貴族サバイバル』(笠間書院)、『乳房はだれのものか――日本中世物語にみる性と権力』(新曜社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。